HOME >> 鉄道模型実験室 > 引出し特性 EF65-1103号機とTOMIXのパワーユニット
引出し特性という現象を観察しています。今回はTOMIXのパワーユニットを使用してEF65-1103号機の引出し特性を観察しました。電源の違いによっても列車の引出し特性は変化しますので、その様子を観察しました。
■ TOMIXのパワーユニット
使用した電源は、TOMIXのTCSパワーユニットN-1001-CL です。品番は 5506 で、定格電圧はフィーダー出力で DC 0〜12V 、TCS出力ではDC 12v 定格電流は1200mAです。ロット番号はJI 04040 です。そして「スタンダードSXとN-1001-CLの比較」(2021/6/10)にて制御の線形性などを調査した物です。ダイヤル部に目盛を付与した状態で今回も使いました。
実験・観察方法は先回と同じ方法で実施しました。
■ ダイヤル設定とステップ応答
スピードコントロールダイヤルを記入していたダイヤル目盛に合わせ状態で、手放し状態からヨーイドンにてスタートさせました。この時のステップ応答の状態を観察しました。
● ダイヤル目盛を9に設定する。



● ダイヤル目盛を7に設定する。



● ダイヤル目盛を5に設定する。



● ダイヤル目盛を3に設定する。



● ダイヤル目盛を2.5に設定する。



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走り出しは滑らかであり、さすが鉄道模型用の電源である。ダイヤル目盛を2.5ではやっと動き出す最小の状態でした。
■ データのまとめ
このパワーユニットはPWM制御によって出力を制御しており、これによって車速をコントロールします。従って、実質的には電圧制御と殆ど変わらない特性を示しています。
先回と同様に引張力と車速の関係を右に示すようにまとめてグラフ化しました。
ここに示した特性パターンは電圧制御の場合と同じようなパターンですが、低速部分は、微妙に異なると思われる部分もあります。動輪のスリップの影響なのか、電流による制約なのかは判断出来ません。
このグラフは、電源であるパワーユニットの特性、動力車の動力特性、実験装置の負荷特性が絡み合って成り立っています。このため、現象を理解するには絡み合う要素を検証しなけらばならないのですがデータ不足なのです。・・・・・・・。スリップ率のデータが欲しい!。
また、引張力の上限の値が、だんだん下がって来ています。スリップ状態での酷使によって、トラクションタイヤがテカテカになってきた影響かも知れません。
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KATOさんは、長年使用していたパワーパックスタンダードSの後継機としてパワーパックスタンダードSXを製品化しており、上記の「スタンダードSXとN-1001-CLの比較」(2021/6/10)においても比較調査を実施しています。このため、こんどはこのパワーパックを使って実験・観察をしてみましょう。
2026/4/18