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鉄道模型実験室 No.304  引出し特性 EF65-1103号機とTOMIX N-401

 引出し特性という現象を観察しています。今回はPWM制御では無い古いタイプのTOMIXのパワーユニット N-401 を使用して、EF65-1103号機の引出し特性を観察しました。

 

■ TOMIXのパワーユニット N-401

 今回使用した電源は、TOMIXのパワーユニット N-401である。このユニットについては「パワーユニットを知ろう TOMIXのパワーユニット」(2017/1/9)や「ポイントの切替駆動の制御方法」(2016/1/6)で調査内容を報告している。

 そして、回路構成と出力特性も調査してあったので、修正して再掲載します。

     

 フィーダーへの電力供給回路は、パワートランジスタ2SD1407Aを使用して出力を調整していた。その電圧と電流の特性も調査済みであった。上右のグラフ。ダイヤル設定により、そのパワートランジスタの入力電圧を調整しており、負荷電流によって電圧も多少変化する仕様である。完全な電圧制御では無いのだ。

 

■ ダイヤル設定とステップ応答

 スピードコントロールダイヤルの位置を変更しながら、手放し状態からヨーイドンにてスタートさせました。この時のステップ応答の状態を観察しました。

● ダイヤルをMAX位置に設定する。電圧は10V。

 走行中、電流が減少すると電圧も少しずつ上昇するが、線路への給電を止めると電圧だけが測定部に作用するので設定していた電圧が読み取れる。

● ダイヤルを 3/4の位置に設定する。電圧は9V。

● ダイヤルを 1/2 位置に設定する。電圧は8V。

● ダイヤルを11時の位置に設定する。電圧は7V。

● ダイヤルを10時の位置に設定する。電圧は6V。

● ダイヤルを9時の位置に設定する。電圧は4V。

 EF65-1103号機の場合、この状態でやっとこさ動き出し状態でした。

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■ データのまとめ

 先回と同様に引張力と車速の関係を右に示すようにまとめてグラフ化しました。特性パターンは、電圧制御の場合と同じようなパターンですね。

 また、粘着力がだんだん低下してきているので、トラクションタイヤがへたってきたのでは無いかと思われる。

 

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 この実験は何を観察しているのかと自問自答しています。Nゲージ用のパワーユニットは、スピードコントロールがし易い電圧制御を基本にした制御を実施しているので、どの製品も同じ特性を示していますね。

 それぞれの製品毎に回路構成が異なるため、その特徴が出るのかと期待していたのですが・・・・・・。でもここまで来たら、PWM制御では無い古いタイプのKATO製パワーパックも調べてみることにして、ユニットの違いによる観察は終了する事にします。

 

 

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 2026/4/23