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物置部屋のレイアウト  中央ゾーンの夜景

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■ はじめに

 以前から進めていたレイアウト中心部の造作も、建物などの設置も終わり、照明のための配線作業を実施してきた。 今回はその残っていた部分の照明作業を実施し、夜景を楽しむことが出来るようになったので、その様子を紹介しよう。

 

■ ローカルプレートの照明配線作業

 レイアウト中心部の照明配線作業について、高台の部分は終了していたので、今回は、登山鉄道の街中駅の駅舎と、メイン路線のホームの照明配線の作業を実施た。 これらは簡単な作業だったので説明を省略する。

 次に、下層のローカル路線の配線作業を紹介する。

 この路線は、右の写真のように、単純なドッグボーン形のレイアウトで、そのユニットは一つのプレート上に構成するようにしている。 それは、レイアウト本体からこのプレート・ユニット部分を取り出して、容易に配線やメンテナンス作業が実施出来るようにしているのである。

 このプレートの上には、駅前通りとその周辺の建物を配置しているが、建物を乗せてない状態を下に示す。

 照明としては、建物内の灯りと街路灯を設置している。 そして、建物を上から被せる事が出来る場合には、土台に直接LEDを取り付けて建物を被せる様にしているが、これは、配線工作が裏側だけで出来るので工作が容易となるからである。 上の写真の中で、赤丸が記された場所に、LEDを取り付けている。 また、街路灯は、これも再利用品を活用して裏側で配線している。

 しかし、看板照明など、建物内で照明工作をしている物件は、どうしても配線の接続コネクタが必要となってくる。 この場合、建物の下の部分を土台に固定出来るものは、取り扱いが容易になるように、下左の写真のように建物を固定し、上部に設けた照明装置とコネクタで接続するようにしている。

 配線作業はプレートの裏側で実施しているが、このプレートの竜骨が上右の写真のように、中心部を占めているので、配線はそれを避けて迂回して配線するのか、乗り越えるかの選択を迫られた。 折角の補強材であるので、切り込みを少なくして強度を保ちたいので、ビニール被覆線は竜骨を迂回し、ポリウレタン線は、少し切り込みの溝を切って通すようにした。

 なにしろ、あり合わせの残り部材を活用して組み立てているので、パッチワークのような工作物となっているので、目を細めて見てください。 エコ工作なのだ!

 配線後は、ショート防止と、プレートの取り付け取外し時の引っ掛け防止のために、マスキング・テープを貼り付けている。  配線は中央部に集めて、レイアウトの照明用配線の幹線に接続するようにしている。 上右の写真。

 作業後、気が付いたのであるが、この様な長さが長いプレートの場合、「第3期工事その5 中心街プレートの照明工事」で実施した幹線方式の配線方法で実施すれば、もっと簡単な配線になったのではと反省しているが、面倒なのでやり直す気はありません・・・・・・・・!

 

■ 点灯状態

 配線作業が完了したので、照明用スイッチを投入した。 まず、照明密度の高い、都市ゾーンでの様子をご覧ください。

 ホームの様子と、増設部分の様子を下に示す。

 また、駅ビル周辺について下に示す。

 次に、右側の山麓ゾーンの様子を下に示す。

 こちらのゾーンは、田舎風にするために、LEDを電球色にしているが、少し黄色が強すぎるようであった。 

 さつきとメイの家も無事点灯させることが出来ている。

 

■ 部屋を真っ暗にしてみる

 さらに本格的な夜景を楽しむために、部屋の明かりを消してみた。

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 百万ドルの夜景 とまでは行かないまでも、なかなか綺麗な夜景が出来上がったので、暫くぼんやりと眺めていました。

 また、駅ビルの照明が暗すぎたので、この後に、ビル1階の照明として、テープLEDを追加する工作を実施しました。

 

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 レイアウトの工作も、まだまだ手を入れる所がいっぱい有るのですが、次は、気になっている登山鉄道の自動運転について、首を突っ込むことにします。