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物置部屋のレイアウト ローカル線の大改造 

 レイアウト工作から少し離れていたのですが、またまた、悪い虫が動き出しました。 それは、メンテナンスを実施した小型車両を走らせようとした時、走らせる場所があまりにも単純なレイアウトだったからのです。 折角、調子の出てきた車両を走らせるには、もう少し複雑なレイアウトに出来ないかと思いはじめたのでした。

 このレイアウトを計画した時は、複雑な細工を止めて、単純なドッグボーンスタイルで行こうと決めたはずなのですが・・・・・・・・・・・。

 

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■ 物置部屋のローカル線

 都市部の路面電車区間と田舎の谷筋をはしるローカル線は、単純なドッグボーンスタイルのレイアウトです。 昔の画像を引用しました。

 

■ 変更案の検討

 まず、このローカル線を設置しているプレートを引き出して、どのようにレイアウトが変更できるか検討して見ました。

 細工が出来るとしたら中央部ゾーンしかありません。 両端のループ部は、半径177mmの曲線でギリギリですので手が付けられません。 半径140mmのミニカーブでは走行できない車両が出てくるので、このままにしておきます。

 そこで目を付けたのが、平行に走る中央部の線路です。 ストック品にあったKATOの複線両渡りポイント(品番:20-210)です。 そして反対側には電動ポイント6番(右)です。 この複線となった部分に駅を設け、交互運転やすれ違い運転を目論むことにしました。 両渡りポイントではリバース運転も可能と考えたからです。

 そして、右のループ線に入るためには分岐が必要です。 この時、ストック品のユニトラック コンパクトの電動ポイントR150mm45°左 [20-240]です。 このポイントは、「登山鉄道のポイントを交換する」(2018/2/2)にて紹介した製品です。 半径が小さいので気になるのですが、使ってみることにしました。

 この配置をレイアウトに置いてみたのが右上の写真です。 なんだか行けそうですね。

 苦労したのは、複線の長さを合わせることですが、複線の幅の33mmに合わせるために、R249-15の曲線とS60Rの直線を使用しました。 線路の端が切り込んでいたのですが、後からパテなどで埋めるkとにします。

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 方針が決まったので、まず線路のメンテナンスを実施しました。 動きの確認とクリーニングです。 その途中で、ヤードの設置場所を見つけたので、ポイントを一つ追加しました。 

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 メインの線路配置が決まりましたが、これを既存のTOMIX線路と接続する必要があります。 その接続用の線路は既製品が発売されていますが、何しろ長さ方向に余裕がないため、自分で工作する必要がありました。

 次回はその工作内容を報告しましょう。