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物置部屋のレイアウト 変更したレイアウトの内容

 物置部屋のレイアウトにて、そのローカル線の改造工事を実施しています。 今回は、レイアウトや給電ポイントの設置位置など、レイアウトの設定状態を紹介します。

 

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■ レイアウトの内容

 従来の単純なドッグボーンレイアウトを変更し、中央部に1面2線のホームや、複線両渡りポイントと簡単なヤードを配置しました。 そして、テスト走行を実施した時の状態を下に示します。

 先回報告したように、このテスト走行によってギャップの設定を見直しました。 レイアウト図も作成しました。

 このギャップの設定によって、給電ポイント毎に完全に独立した区間とすることが出来ました。 F1給電ポイントは右の周回路と1番と2番のホーム区間を受持ち、F2給電ポイントは上部の周回路とヤード区間、F3給電ポイントは左の周回区間となります。

 

■ 設置状態

 各要素の設置状態を示します。 まず、複線両渡りポイントを下左に示します。 下右は、P2とF2の状態です。 F2はターミナルユニジョイナー(24-818)の持ち合わせが無かったので、通常のユニジョイナーに配線をハンダ付けして作りました。 ギャップも写真の位置に設置しています。

 P4ポイントとギャップの位置を下左に、P1ポイントの状態を下右に示します。

 また、給電ポイントF1とF3の状態を下に示します。

 

■ 配線の端末処理

 給電とポイントの配線端末は、自動運転の操作盤との接続を考えて、ピンヘッダにて接続することを想定しています。 現在はまだテスト段階なので、パワーパックとポイントスイッチを使用し、配電盤としてブレッドボードを使っています。

 新規に配線を取付けた部分は、ピンヘッダにハンダ付けしていますが、KATO製の端子の場合は、写真にしめす両側が長い接続用のピンヘッダを介して使いました。

 

■ 運行方法の検討

 さて、これからが大変なのです。 少しへんてこなレイアウトにしたので、その操作方法に注意が必要なのです。 うっかりするとショートが発生しパワーパックのブレーカが作動してしまいます。 復帰ボタンを押せばよいのですが・・・・・・・・・・・・。

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 最初に運行モードを設定します。 そして、その時に必要な給電(フィーダー)ポイントの極性と、ポイントの操作状態を設定します。 その設定に従ってレールの極性を表示して、ショート発生の有無と危険個所を表示させます。 このような検討のためにイラストを工夫してみました。 目で見えるのが一番はっきりします。

基本レイアウト図

 

 
   
外周路右回り 運行

 

 
  この状態で、連続運転が可能です。
   
2番ホームへ入場させる

 

 
 

左外周路を走行中に、P1ポイントを反位に切り替える。

2番ホームを行き過ぎるとショート発生

   
図が見難いので、イラスト図を改良する。
 

こちらのイラストの方が良さそうだ。

  上記に示すショート発生場所は、TOMIX製ポイントの完全選択方式では発生しません。 列車が停止するだけですが、今回使用したKATO製のポイントでは、外側のレールは両端がつながっており、切れていません。 複線両渡りポイントで実施したような工作は、給電が不可能となるので実施出来ないのです。

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 でも、最終的には自動運転を目指していますので、これらの制御は機械に任せるつもりです。 後期高齢者の頭では信頼出来ないからです。 トホホ・・・・・。 そして、いろいろな運行モードを整理しておき、それらを組み合わせて自動運行を設定していくつもりです。