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物置部屋のレイアウト 運行モードの検討 その1

 物置部屋のレイアウトにて、そのローカル線の改造工事を実施しています。 少しへんてこなレイアウトにしたので、その操作方法を整理しておく必要があります。 最終的には自動運転のプログラムに落とし込むつもりです。

 

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■ 基本となる運行モードを考える

 さて、これからが大変なのです。 少しへんてこなレイアウトにしたので、その操作方法に注意が必要なのです。 うっかりするとショートが発生しパワーパックのブレーカが作動してしまいます。 復帰ボタンを押せばよいのですが・・・・・・・・・・・・。

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 最初に、自動運転のための要素となるひとつひとつの、個別の運転モードを検討することにします。 これは、給電フィーダーやポイントについて、その設定のままで走らせることが出来る部分を一つの単位とすることにします。 この単位での運行モードを組合わせることによって、いろいろな運行パターンや複数の列車での自動運転が構築できると考えました。

 そして、このひとつの単位での操作設定とレールの給電極性を一目で判るようにとイラスト図を使うことにしました。 

 

■ 連続運転モードとホーム移動運転の例

 最初に、このような運行モードを実施する場合の、フィーダーとポイントの設定例を紹介しましょう。 連続運転モードとは、その設定のままで、レイアウト上を何時までもグルグルと走行している状態です。 このモードは、以下の4種類のモードが考えられます。 また、1番ホームから2番ホームへ (右回り)の場合は、右回りを想定して1番ホームに停車している列車を2番ホームまで走らせようとするものですが、その方法が幾つかあるのでその場合の設定方法を検討したものです。

 原則として、機関車による列車の編成を基本と考えていますので、機関が前方に牽引していくものと考えることにします。 ただ、駅構内など低速でのバック走行は、現実でも実施されていますので、有りとしています。

 また、走行途中での操作変更は、列車の走行に影響しないように、そのタイミングも考慮することにします。 操作上、どうしても列車を停止する必要がある場合は、それを明示する。 下記のイラスト図では、これらを使い分けていますが、説明は不要ですよね。

連続運行モード

 

右回り周回

 
     
 

右回り8の字

 
     
 

左回り周回

 
     
 
左回り8の字

 
     
 

2番ホームからの発車では、連続運転は出来ない。 途中で何らかの操作が必要である。

1番ホームから2番ホームへ (右回り)

 
スタート位置
 
     
 
左向き停車
 
    停車位置を通り過ぎるとショートの危険位置があるので注意のこと。
 
右向き停車
 
    停車位置を通り過ぎるとショートの危険位置があるので注意のこと。
 
入替え方式
 
    発車位置からバックして場外にでる。その後2番線に入場する。

 

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 今回は、上記のようにふたつのモードを紹介しましたが、この他にいろいろ検討する必要がありあます。 例えば、

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 走らせる列車が電車の場合は、その進行方向はどちらでも可能です。 でも、どうやってプログラム化するのか、まだアイディアが有りません。 バック運転も可能な仕様にしておくのかな?・・・・・・・・・・・。 夜も眠れなくなりそうである。

 

■ 使い方

 このように運行パターンを整理しているのですが、各モードに分けて右のように印刷しておきます。 これは、手動操作の場合の指南書となるもので、走らせようとするパターンを決めて、このイラスト図を見ながら操作しようとするものです。 後期高齢者にとっては、このような指南書が無いと、ショートが多発してうろうろしてしまうのが落ちなのです。 まだ、3枚しか出来ていませんが、今後増やしていくつもりです。

 勿論、最後には自動化プログラムの作成補助となると考えていますが、ボケ防止のために、手動操作による運転も楽しんでみたいと思います。 次回は、そのための操作盤を報告しましょう。