HOME >> 鉄道模型レイアウト > 物置部屋のレイアウト 通過センサの工作 その2
物置部屋のレイアウトにて、そのローカル線の改造工事を実施しています。 今回は、先回に続き通過センサの工作を実施した。
■ チップLEDの工作
光源の大量(?)生産として、チップLEDへの配線のためにハンダ付けを実施した。 最初に完成品を取り出しやすいようにMTテープの上で作業することにした。 取出す時に、折角のハンダ部分を剥がしてしまうドジを何度も経験しているからです。 このためにMTテープの表側(粘着剤の無い方)を両面テープを使って作業ベースに取付けておき、MTテープの粘着面を表に出しておきます。
ここに、先端に半田メッキしたポリウレタン線(Φ0.29mm)を貼りつけ、その上にチップLEDを載せ、端部をハンダ付けしていきます。 その時の状態を下に示します。
ここで、LEDの点灯テストを実施して問題なければ、飛び出したポリウレタン線の先端を切取り、その状態でタミヤのベーシックタイプのパテ(灰色)を使ってLEDと配線部分を固定します。 パテが乾いたら余分なパテを削り取り、MTテープを作業ベースからそーと剥がして行きます。 そして、LEDを貼り付けたMTテープとして、ひとつずつに切り離していきます。
次の、支柱を工作しました。 下左の写真です。 Φ1.4mm の真鍮パイプを 0.3mm の真鍮板に半田付けしています。
このパイプの中に配線を通してLEDを所定の位置に持ってきます。 まだ、MTテープがLEDの表側に張り付けてあるので、この状態で点灯テストを実施して、配線のプラス側にしるしをつけて、極性を間違わないように識別しておきます。 点灯テストがOKであればMTテープを剥がし、今度はフニャフニャの配線部分にテープを巻きつけて支柱側と固定し、最後にやはりパテで全体を固定します。 下右の写真。
もう一度点灯テストを実施し、LED回りの光り漏れをチェックし、下面だけを照らすようにパテで修復します。 そして、街灯を完成させます。
■ 方向指示灯の工作
先回と同様に、下に示す3本の線路にも方向指示灯を工作しました。 P2とP4ポイントの選択状態が判別できるようにするためです。
そのうちの1つは先のセンサ位置の検討で示す S8 の場所になり、ダブルセンサ方式にするためにふたつのセンサ穴を開けています。 なお、この場所の裏側には、やはり補強板があるので、先回と同様にレイアウトベースの上面にセンサを設置する必要がありました。
■ センサ受光ユニットの工作
先回と同様の工作を実施しました。 4×4穴の基板の上に Cds と100Ωのチップ抵抗を取付けました。
光源と受光部は別体ですが、6セット分が完成です。
■ ダブルセンサ部の工作
センサS8 の場所は、到着だけでなく、通り過ぎたことも検知したいので、ダブルセンサ方式としました。 さらに、レイアウトベースの上面にセンサユニットを設置するため構成を少し変更しています。 下の写真。
■ センサのレイアウトへの設置
下左の写真に示すように完成した工作物を準備します。 そして、レイアウトのセンサ設置場所に穴を開けていきました。 下右の写真。 線路の中央部には、光源の光りがレイアウト下面に届くようにΦ4mm の穴を開けました。 また、支柱部分でも下から支柱が通せるようにと同じように開けました。
この二つの穴を使ってレイアウト下面から街灯支柱と受光ユニットを取付て、接着剤で固定しました。
配線は、右上の写真の様に先回工作していた配電盤まで、Φ0.4mm のポリウレタン線を使って実施しています。
■ 機能テストの実施
レイアウト上でのセンサ用の配線が完了すると、制御ボックスを使って機能テストを実施しました。
センサ光源の点灯具合、検知閾値の調整、そして、通過時の反応などをチェックし、不具合が無いかどうか確認しました。
ここで、左ループ系のセンサの応答が無かったので原因をチェックすると、センサ用のコネクタの接続不良が判明しました。 やはり、オリジナルのコネクタでは専用のメスコネクタが必要なのだ判断し、通常のピンホルダとピンヘッダによる接続方法に変更しました。 最初から工作しておけばよかったのに・・・・・・・・・・!
■ 配線処理の実施
機能テストが合格したので、パワー系も含めて配線の保護処理を実施しました。 センサ部や配電盤は養生用のテープで保護しました。 恒久的な保護とはならないようですが、当面は大丈夫と判断しました。
その他、写真い示すように配線用に部材を使って固定しています。 コネクタ部分には、脱着作業時のために対応する記号も記入していますので安心して作業が出来ます。
レイアウトの裏側をみると、雑然としており、在り合わせの部材を使って工作しているのが丸見えです・・・・・・・・・・・・・。
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ハード系工作の区切りがついたので、いよいよ自動運転のプログラムに取り掛かることにします。