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C-5 マルチバイブレータによるLED点滅回路
トランジスタによる 無安定マルチバイブレータ回路 によりLEDを点滅させる回路。
■ 回路図
マルチバイブレータ回路は、2つの増幅用部品 (トランジスタなど) 、および、抵抗とコンデンサを使ってたすき掛け形に接続することを特徴とする。 増幅用部品としてトランジスタを使用した回路の発振作用を利用してLEDを交互に点滅させる。
- マルチバイブレータ回路は次の3種類に分類される。
- (1) 非安定または無安定回路
- 安定しない回路で2つの状態を常に行ったり来たりすることで発振させる回路。
- (2) 単安定回路
- 一方の状態は安定しているが、もう一方は安定しない。 安定しない状態になっても、ある一定時間経過すると安定状態に戻る。 何らかの外部イベントに対応して一定時間だけ信号を発するような用途で利用できる。 ワンショットマルチバイブレータとも呼ぶ。 タイマーとしても使用できる。
- (3) 双安定回路
- どちらの状態も安定している。 外部のイベントやトリガーによって一方の状態に切り替わる。 レジスタや記憶装置の基本構成要素として、非常に重要な回路である。 ラッチ・フリップフロップとも呼ぶ。
- C1とR2、およびC2とR4の値から周波数を計算することができるとのこと。
実験した回路図とブレッドボードでの構成を下に示す。