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C-6 リング発振回路によるLED点滅回路
リング発振回路を使用したLED点滅回路
参考資料: WASEDAものづくり工房/マニュアル「電子工作 〜LED点滅回路を作ろう〜」
http://www.koubou.sci.waseda.ac.jp/event/images/130603_LED.pdf
■ 回路図
リング発振回路 とは、インバータを奇数個リング状に接続することで発振させる発振回路のことで、 さらに、インバータ とは、NOT回路とも呼ばれるデジタル回路の動きの一つで、入力がHighならLowを出力し、入力がLowならばHighを出力する動きのする回路のことである。
実験した回路図とブレッドボードでの構成を下に示す。
- 三つのLEDが順番に点灯し、それをいつまでも繰り返している。
- トランジスタのベースにつながる抵抗とコンデンサ(R3とC1、R5とC2,など)によって周期を変えることが出来るが、値が大きすぎたり小さすぎたりすると発振が止まってしまう。
- インバータを奇数個リング状に接続するとのことであるので、5個、7個と増やしても機能するといることのようである。
- それぞれの点灯時間を調整すれば、信号機の青、黄色、赤の順番で光らせることが出来るが、信号機に仕上げるとしたら、工作が難しそうである。
- 交差点の信号機なら、交差する側の信号はどうするかとか、鉄道の信号なら列車の通過信号をどうするかなどの問題の処理が大変である。 マイコンで処理する方が簡単な様な気がする。 また、Nゲージの尺度に合わせて工作するのも課題が多い。