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小型のターンテーブル式ジオラマを作ろう ベース台を作る

 小型のターンテーブル式ジオラマを作っています。まず、ベースとなる土台部分から作り始めました。

 

■ モータ駆動部の準備

 最初に、モータ駆動部となるタミヤのテクノクラフトシリーズNo.4 ウォームギヤボックスHEを組み立てました。ストック品であったので、いつ購入したのか、何に使ったのか、あるいは使おうとしたのかは記憶にありませんが、新品同様の状態でした。最初の案では、テクノクラフトシリーズNo.2 ハイスピードギヤボックスHEのケースだけを活用しようとしていました。下左の写真。

 その後、モータを使ったテクノクラフトシリーズNo.4 ウォームギヤボックスHEに変更したのは、先回報告した通りです。そのボックスを下右に示します。

 そして、中身のギヤを探して組付けました。減速ギヤ比が336になるように部品を探しましたが、該当する部品が見つからなかったので、減速比216の組合わせを選択して組付けました。下の写真。

 ギヤ比は、1条ウォームー28T=12T-36T=14T-36T の組み合わせでしたので 216 となります。平歯車の?合わせは、36T/12T と 36T/14T となっており、歯車屋としては避けるのが賢明である整数比の組合せとなってしまいましたが、仕方ありません。

 

■ レールの準備

 ターンテーブルの大きさを決めるために、レールを用意しました。今回は道床がしっかりしているKATO製の半径 150mm のレールをチョイスしました。下の写真。一周させるためには不足していたので買い足す必要があります。

 レールの大きさより、ターンテーブルの直径は380mm とすることにしました。

 

■ ベースとなる土台部分工作

 設計図に従い、土台の骨格から加工を始めました。モータ駆動部と回転軸をしっかりと固定するために骨格は、ストック品の中から、24×45mm の角材を選定して加工することにした。台の外形は、400mm×400 mm の正方形とします。

 この土台の工作は、しっかりとした強度を有していることは勿論であるが、ターンテーブルの回転中心となる駆動軸をベース台に垂直に立てることが肝心なのである。枠組を正確に組上げるためには、特に、木口の直角度をしっかりと出すことが必須なのである。でも、角材の加工には気を配ったのだが、いかんせん修正の道具は、下の様な道具しか待っていないので、きたいできないのだ・・・・・・・・・。

 中央の梁と両側の枠は太めの24×45mm の角材を使用し、前と後ろは12×45mm の角材を使っています。下左の写真。まず、中央の梁に駆動ユニットを取り付けます。

 梁に対して、回転軸が垂直になるよう慎重に固定しました。2本の木ネジを使用しましたが、少し心もとないです。

 ここの取り付け精度がターンテーブルの傾きとなって来るのです。

 

■ ベース枠の組付け

 ベース台の枠を組付けました。そして、中央枠は特に注意しながら固定しました。

 組上がった枠組です。中央枠は少し後ろ側に寄っていますが、これは駆動軸を台の中心にするためです。

 ちなみに、その位置を測ってみました。残念ながら、左右方向では2mm 程ずれていました。 気を使って組み立てたつもりだったのですが・・・・・・・・。

 

■ 上板を取り付ける

 そして、4mm 厚のべニア板(シナゴウハン)を400mm×400 mm の正方形に切り出して、枠の上側に固定しました。

 この時も、工作精度が問題となったのだ。台枠が数ミリながら平行四辺形になっていたのである。木口の直角度の精度なのか、あるいは組付け手順の間違いなのかは反省点であるが、ねじを少し緩めて修正しながら上板を固定した。裏側の駆動部(モータは取り外している)と表側の状態をしめす。

 台枠のネジ止部を下に示す。左前部の角っこ(下右の写真)を見ると、組付け精度がバレバレであるのだ・・・・・・・・・。この失敗原因は判明しています。あの時の方法がまずかったのですが後の祭りでした。

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 台の四隅の底には、コムのマットを貼り付けています。また、 このベースの裏側には、制御機器類を納める予定です。そして、表側には操作盤も設置したいですね。

 

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 次回は、テーブル関係を工作します。

 

 

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2023/8/20