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小型のターンテーブル式ジオラマを作ろう 地面を作る

 小型のターンテーブル式ジオラマを作っています。ベースと回転円盤の工作や、その駆動制御回路も工作できました。そこでジオラマらしく地面の工作を行いました。

 

■ ターンテーブルの地面

 ターンテーブルの地面には、線路への給電用配線を這わせているので、カラーマットを丸く切り抜いて貼り付けました。そして、線路の外側も同様に処理しました。そして、手持ちのストラクチャを置いて試運転の実施です。

 テーブル中央部の支持部を隠すようにストラクチャを置いたため、かなり苦しい配置です。しかし、走行している電車とともに、ストラクチャも回転していくので、見ていても楽しいものです。

 線路周りや外側の風景も手を入れることにしましょう。

 

■ 土台部の地面

 土台部については、テーブルと同じ高さにするため、厚さ 5mm のスチレンボードを2枚貼り付けて高さを出して貼り付けました。スチレンボードはA3サイズでしたので、ベースの手前側には届きませんでした。でも、将来ここに何かを取り付けるかも知れませんので、空白ゾーンとしておきます。

 回転するテーブルの縁との隙間が干渉していたので、その調整を行いました。まず、凸凹のあるテーブル外周部をヤスリや紙ヤスリで削り、真円とは言えないまでも、2mm 以下の真円度まで仕上げました。そして、土台側の出っ張り部分を削って、テーブルとの干渉が無いように調整しました。

 その上に軽い紙粘土を貼り付けて地面としました。紙粘土が乾いた後、ターフを振りかけて草地としています。 

 回転するテーブルの外側にはどのような風景がマッチするのか思いつかなかったので、草地としています。

 

■ 仕上がりの様子

 ベース台にターンテーブルをセットして仕上がりの様子を見てみましょう。

 線路周りは、茶色のバラストを蒔いたのですが、線路の道床と色が合わないことに後から気が付きました。だんだんボケが進んでいるようですが、仕方がありませんな。その外側にフォーリッジ・クラスターを貼り付けて、線路ゾーンと草地の境界としました。

 それらしく仕上がっているので良しとします。また、中央部は建物にするか、丘や林などの郊外の風景にするのかは決めていませんが、中央の処理方法が決まってからでも、あるいは、交換可能な風景とするのもよさそうです。

 

■ 電車を置いて見ましょう

 地面工作が仕上がってきたので、電車を走らせてみることにしました。

 上左の写真のように、KATOのレーティッシュ鉄道アレグラを走らせましたが、走行中にトレラー車の後ろの台車が脱線してしまいます。モデルの説明書ではR150は走行可能と記載されているのですが、線路のわずかな段差で脱線します。トレラー車の少し重りを乗せるとクリアー出来るようですが、今回は上右の写真のように、TOMIXのサン・モリッツ号に交代しました。

 順調に走行しています。でも、この小さな曲線路では連結部が大きく開き、少し興醒めしてしまいます。この点、チビ電は、車両の連結面も見栄えがするので、再登場させました。室内灯の配線が目障りですが、こちらの方がしっくりします。

 ふと見ると、断わりなく侵入してきた動物を発見しました。誰かの仕業なのですが、スケール違いも気になりませんのでここの住民とすることにしましょう。

 

■ 今後の予定

 ここまで仕上げたのですが、このあとはどのように進めようかと迷っています。

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 建物の照明とか、道路や樹木などの設置とか、また外縁部の整地や樹木の植樹など、ジオラマとしてさらに作り込むの工作を進めようか? あるいは、当初のねらいのように「特性解析 今後の課題」(2019/6/27)のアイディアを追って行こうかと、迷っているのですが・・・・・・・。

 

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2023/9/2