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鉄道模型工作室  箱根登山鉄道 サン・モリッツ号の室内灯工作

 新しい登山鉄道ユニットの工作に合わせて、走行させる車両の整備も実施しています。 先回は、KATOのアレグラ号についてミニカーブ対応の工作を実施しましたが、今回は室内灯の工作について、TOMIXのサン・モリッツ号の室内灯工作から報告しましょう。

 

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■ 登山鉄道ユニット用の車両

 今回の新しく工作している登山鉄道ユニット用として、右に示す3種類の車両を準備している。

  1. KATO製 10-1273: ABe8/12 "Allegra" レーティッシュ鉄道 ABe8/12 "アレグラ"
  2. TOMIX製 98007:  箱根登山鉄道 2000形サン・モリッツ号(レーティッシュ塗装)
  3. TOMIX製 2620:  箱根登山鉄道 1000形ベルニナ号(旧塗装)

 今回のレイアウトはコンパクトに収めているため、2両編成がギリギリの長さであるし、Bトレ車両の場合は駆動力が不足して、車止めバネを押さえきれずカリカリ空転する事態も発生するので、走行させる車両は限られている。

 鉄コレの短い車両は走行可能であるが、適切な車両が見当たらない。 他社製の車両はその走行性を信頼していないので・・・・・・・・・。

 当面は、上記の3編成を使って楽しむことにしよう。 これらの外観を下に示す。

 TOMIX の2編成は、特殊なカプラーを使っているため、永久連結車として工作している。 即ち、整備不良の線路でも走行出来るようにと前後の車両をポリウレタン線を使って通電接続している。

 

■ サン・モリッツ号の室内灯工作

 サン・モリッツ号の室内灯工作は何時工作したのか、メモや報告が残っていないので不明であるが、下左の写真に永久連結車としての配線の様子を見ることが出来る。

 車体を開けた状態を上右に示すが、この写真は新しく工作し直した後で撮影したものであり、工作前でも、既に室内灯の工作は実施済みであった。 しかし、テープ式LEDの工作を始めた頃の仕様であり、ブリッジはショットキーバリアダイオードでは無くて、通常のダイオードであり、コンデンサも無い状態であった。 そこで、チラツキを防止した最新仕様に取り換えの工作を実施した。

 当初の室内灯工作は、「登山鉄道 新自動運転システム 運行不具合の対応 その2」(2019/1/21)のビデオでは室内灯が点灯しているのが分かるので、この前に工作したものと思われる。 しかし、走行中に室内灯がチラチラしているのがはっきりと分かりますね。

 今回の工作によって、このチラツキは改善されていましたので、改良工作の効果があったと判断しています。

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 次回は、アレグラ号の室内灯工作を紹介します。

 

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 2021/11/29 作成