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鉄道模型工作室  新登山鉄道 信号機を作ろう その3

 物置部屋の登山鉄道ユニットを取外し、独立したレイアウトとして新登山鉄道を工作して来たが、信号機の設置や右半分のゾーンの工作が未着手状態であった。 そこでその信号機の工作を実施している。 今回は、信号機の設置作業を実施した。

 

■ 信号機の仕上げ

 先回にてPICマイコンの機能が確認できたので、回路の絶縁保護と塗装を実施した。 白いマスキングテープを土台は回路部分などは巻きつけて回路の保護を実施ました。 塗装のためのマスティング用ではなく、文具店などで売っているおしゃれな模様のマスティングと同類で、かつ真っ白なものを何時も使用している。 紙質と接着剤が塗装用とは違って、品質が一段上のようであるし、回路などを修正する時は容易にはがす事ができるので何時も愛用している。 なお、耐久性や絶縁効果などは未確認である。

 アクリル絵の具を使って、支柱部分は白色を、信号機部分は黒色に塗り分けた。 

 PICマイコン部分は、流石に塗装を控えたが、処理をどうしようか迷っている。 小さな紙の箱を作って上からかぶせるなどの方法を考えることにしよう。

 

■ レイアウトへの設置

 設置場所は、もう決めている。 登山口駅は下の写真に示す位置とする。 ターフ部分を切り取って土台のベニヤ板を出し、そこに配線のための穴を開けた。 コネクタ部分も通す必要があるので、長孔も開けている。

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 待避線部分は、右の写真の位置に設置する。 丁度駅プレートの端にあたるので、コード差し込む部はプレートの端から切込みを入れた。

 頂上駅では、入り口部分に設けてたが、頂上駅プレートと本体との堺の部分にうまい具合に設置できた。

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 各信号機の取付は、配線を固定したのち、軽い紙粘土を使って固定しました。 そして表に出ている配線部分も紙粘土で埋めてしまいました。 この作業の前に、信号の点灯テストを実施して、正常に機能していることを確認したので、メンテナンスための信号機の取外しは無いものと考えたからです。 ただ、ロジック変更やPICマイコンの不調の場合は、マイコンの取外しは可能です。

 信号機の取付状態を下の写真に示します。

 登山口駅では、信号機の取付けによって、今まで設置していたクリスマスツリーの移動が余儀なくされました。 そこで、駅プレートの左端の崖のふもとに引っ越しさせました。 そして、駅舎からホームまでのアプローチ部分も、柵を設けるなど手をいれました。 電車の駅としてどうも寂しいので、屋根を作ろうかとストック品を探しましたが、適切な部品が無かったので諦め、代わりに架線柱をふたつ建てることにしました。 下左の写真

 これによって、登山口駅の前方から視界は賑やかになりました。

 

■ 制御部の配線の状況

 レイアウト台の裏側に設置している制御部の配線の状態を下に示す。 今回の工事では、各信号機からの配線コネクタとしてハンダ付けしているピンヘッダを、以前に工作済みの制御盤上のピンホルダに差し込むだけで完了です。 下左の写真。 ピンの差し込む部と方向は、ヘッダ部分に書き込んだ記号と配線の色を頼りに実施しています。

 また、全体の様子を下左に示します。 工作上、配線の長さは長めにしていますが、予測が狂って長すぎたものもあります。 見栄えが悪いのですが、誰も見る人がいないのでこれで良しとしています。

 

 次回は、信号機の点灯確認と仕上げの作業を実施状況を報告します。

 

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 2022/9/14 作成