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 Tinkercad タイマーICでの発振回路

■ はじめに

 先回に引き続き、Tinkercadを使ってみた感想をレポートします。今回はタイマーICの発振回路を応用して、LEDの点滅回路を作ってみました。

 

■ クリスマスツリー用イルミネーション

 今回も、「LED電子工作集」に記載した工作集の中から、「D-5 クリスマスツリー用イルミネーション」について、シミュレーションを実施してみました。

 回路は下左の図に示すよう LMC555 タイマーICの発振機能を活用してLEDを点滅させます。工作集の例では、LEDから光ファイバーを使って幾つもの点を光らせていましたが、このシミュレータではそのような細工が出来ません。そこで、多くのLEDを同じ端子に接続させました。配線は電源側を黄色で、GND側を白色の配線で実施して、ごちゃごちゃした配線を隠しているつもりです。

 

 Tinkercadの公開リンクは、https://www.tinkercad.com/things/kw7rj52CbLU- です。

 

■ ナイトライダー

 次も同じ発振回路を使用した応用例です。 自分は「ナイトライダー」とは何かも知らずに工作しているが、とにかくピカピカする光の列と思っている。内容は「E-8 ナイトライダー その2」の回路をシミュレーションした。発振回路はタイマーICを使い、10進カウンタ74HC4017を使用して、LEDを順次点灯させていく回路である。

 

 タイマーICによる発振回路なので問題無く機能している。10進カウンタ74HC4017もデジタル処理でシミュレーションされている ( と思う ) ので、問題ないようだ。

 Tinkercadの公開リンクは、https://www.tinkercad.com/things/8hmusCmCMI9- です。

 

■ まとめ

 どうやら推定どうりに、デジタル処理できる電子要素や回路では問題なくシミュレーションできると判断される。