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E-2 LEDキャンドル
■ 内容
ろうそくの光のようにテラチラと明るさを変化させたLEDの駆動回路。 明るさの変化は、専用のICである CDT3460を使用する。
参考文献:
LED電子工作マスターブック 伊藤尚末著 (誠文堂新光社) 2010/8/25発行 P96 「キャンドルランプ2」
■ 回路構成と確認テスト
LED電子工作マスターブックに紹介されているLEDの光をろうそくのようにチラチラさせるための専用のICである KD5110 を通販で探したが、自分がいつも利用しているサイトでは見つけることが出来なかった。 そこで、類似の専用ICである CDT3460 を見つけたので、こちらを使ってみることにした。
- 専用IC のCDT3460は3本足で、外見はトランジスタと同じである。
- ろうそくのゆらめく光のようにランダムな ON / OFF を出力する。
- 円筒の平面側から見て左から1,2,3 ピンで、左の1ピンが電源、中央の2ピンが出力、右の3ピンがGNDである。
- 供給電圧は、2〜5ボルトである。
- 出力ピンに直接LEDを接続しても LED を点灯させることができる。 しかし、ランダムではあるが単なる ON / OFF 状態である。
- トランジスタと抵抗およびコンデンサで遅延回路を構成して、チラチラの変化をなだらかにさせたLEDも追加してみた。
- 回路図とブレッドボードでの確認状態を下に示す。
- LED-Aは遅延回路がない光で、LED-Bは遅延回路付きの光である。 この二つのLEDを比べるとその違いが分かる。 遅延回路付きの方が実際的であった。