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蒸気機関車のD51が牽引する長編成の貨物列車は、2軸貨車が主体でした。 我ら戦前・戦中世代には懐かしい思い出がいっぱいですので、多くの車両をコレクションしました。 それも、凸凹編成が一般的だったので、多くの種類を集めようとしました。 その中でも種類の多かった河合商会のコレクションをまとめてみました。
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2軸車とは、一つの車体の走り装置が二本の車軸のみの車両のことで、ボギー車との区別で使われている。 初期の鉄道車両は、ほとんどがこの2軸形式の車両でした。 特に、貨物車両においては、田舎の駅など多くの駅で荷物の積み降しを行っており、取り扱う荷物の大きさにマッチしていたため、コンテナ車が主流になるまでは、貨車の代名詞と言えるものでした。 昔は、貨物列車と言えばこの雑多な2軸貨車を多く連結した、長い長い列車を示すものでした。
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この貨車シリーズは、貨車用として設定していた収納ケースから取出し、発売時に用いられていたパッケージに戻して収納することにした。 この方がコレクションの処分がしやすいと考えたからである。
トラは屋根の無い無蓋車貨車で、いろいろな荷物を積んでいました。 木材やパイプ、あるいは自動車など種々雑多な貨物を搭載し、幌を被せたり、ロープで固定したりと変化に富んでいました。 凸凹列車を編成する場合には、欠かせない車両です。 今は、このような荷物の移送はトラック輸送に代わってしまいました。
KP-171 | トラ55000木製アオリ戸 | 3両セット | トラ55010×3 | 適当な荷物を積み、布製の幌をかぶせてひもで縛っている。 |
KP-287A | トラ45000 事業用車 | 2両セット | トラ149687、トラ147372 | 荷物としプラスチック片を荷台に接着した。 |
ワムは屋根のある有蓋車貨車で、雨に降られれると困るような荷物を運んでいました。 中央部に扉があり、荷役を請け負う男たちが肩に荷物を載せて運んでいる姿が一般的でしたね。 まだ、フォークリフトが普及していない時代でしたから。
KP-182 | ワム21000 帯付 | 3両セット | ワム21012×3 | 帯は白色です。 |
KP-182 | ワム21000 帯付 | 3両セット | ワム21012×3 | 帯は黄色です。 |
KP-218 | ワム90000 | 3両セット | ワム92324、ワム91656、ワム123606 | |
KP-221 | ワム50000 事業用車 | 2両セット | ワム53006、ワム53619 | |
? | ワラ1 | ? | ワラ9124 | パッケージなし |
LTD-001 | Cタイプディーゼル機関車 オレンジ・グレー | 3両セット | DL、ワム285189、ワム286166 | LIMITED EDITION |
冷凍用の客車ですが、どうやって冷やしていたのでしょうか? 電気で動くクーラーはまだ搭載されていないので、氷塊で冷やしていたのでしょうか? ネットで調べると、ガラス綿の断熱材とドライアイスを使用していたらしい。
KP-105 | レム5000 | 3両セット | レム6000、レム6028、レム6468 |