BANDAI  動力ユニット3/名鉄7000系 7152

■ 動力部: BANDAI  動力ユニット 3 (Bトレ専用動力ユニット)
■ 識別番号: No.81 (当方が管理上付与した番号)
■ 前台車: 動輪 トラクションタイヤなし
■ 後台車: 動輪 トラクションタイヤ1輪
■ ボディ:  Bトレイン 名古屋鉄道 7000系 1次車白帯
■ 補重等: 付属のウェイト2個(2.5gf×2)を妻板側の両側に搭載

模型プロフィール

 主要諸元と動力ユニット分解写真

連結面間距離
   mm
車体重量
25.2 gf
台車中心間距離
前台車荷重
12.6 gf
 
後動輪台車荷重
12.6 gf



 構造はシンプルである。電気配線系も細かな配慮がされており、台車は90°回転させて脱着させるなど、組付け方法も新しいアイディアを取り入れられている。 モータと直列に挿入されている抵抗の目的は? 速度調整のためなのだろうか。 ただ、カプラー交換は力技が必要か。

***** ボディ プロフィール ************

メーカー : バンダイ
商品名 : Bトレイン 名古屋鉄道 7000系 1次車白帯 2両セット、2セット使用
車両番号 : 7152(動力車)/7001、7003、7153(トレーラ車にはBANDAI走行台車Tを装着)
発売日 :  2008年2月1日再販分
入手日 :  2008年3月11日 新品購入、組立て
定価 :  \ 1.050.-×2
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● カプラーはカトーNを装着。
● ミニレイアウト走行可能。
● トレーラ車はその台車の抵抗が大きいものの、我が勾配のあるミニレイアウトでも4両編成で走行可能である。

動力特性

● 速度特性

● 牽引力特性

● 速度特性と牽引力特性は、改良版の傾斜台式測定装置で測定する。

● 電圧4Volt で、スケールスピードがおよそ 80Km/h に設定されているのは、標準的なNゲージ車両と同じレベルである。

● 単機走行中の消費電流は、およそ 70〜100mA と少しずつ増加している。  同じ製品の他の車両よりも大きめの値を示しているのは、摩擦抵抗が大きいためか。 そこで、ユニットをばらしてモータ単品状態にし、無負荷状態での電圧と電流を測定してみた。 その電流値はほぼ 20mA で同じであった。従って、ASSY状態での電流値の差は、駆動系の摩擦抵抗の違いと言える。

● 牽引力特性は、制動領域の全域まで、だらだらと勾配が続いている。 これは、動力系の摩擦抵抗が大きいからと思われる。

● 粘着牽引力は、およそ6グラムもあり、Bトレ用としてはパワフルな動力と言えよう。 車内のシースルーを確保するため、付属の重り(2.3gf)と(1.4gf)は使用しなかった。 

● 制動領域、即ち下り坂でのノッキングやギューギュー音は認められなかった。 動力ユニット2よりもずっと静かであり、“改良されたな!” と感じる点の一つである。