国鉄キハ01型レールバス キハ01-51号車

実車プロフィール

昭和29年に登場した国鉄レールバスで、閑散路線用にバス部品を多用して製造された小型2軸ディーゼル車両です。  当初全車両が北海道配備でしたが、一部を残し四国、千葉などに転属されました。  少ない定員でなおかつ統括制御ができない、低い耐久性などの理由により約10年ほどの短期間で全廃されました。


模型プロフィール

● メーカー名: TOMIX
● 品名: 国鉄キハ01型レールバスセット
● 発売年: 2007年3月発売
● 購入日: 2008年9月新品購入
● 品番: 92156
● 価格: ¥5,880.-
● 動力車、 モータ品番は0621

   

諸元と分解調査

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■ 車両諸元

 国鉄キハ01型レールバス 2両セットの内の1台目。

 

 動力付きで、かつ、前照灯と尾灯が前後の装着されているので、単独走行用のモデルとして仕上げている。

 ミニレイアウトでも走行可能であり、また、80パーミルの急勾配でも登坂するので、登山鉄道レイアウトでも走行可能である。

 

■ 分解調査

 車体を取り外すと、車体の裏側に大きな重りが現れた。

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 シャシーの上蓋は電気配線の基板となっており、保持部材と共に外した状態を右にしめす。 その下からモータが現れる。 ウォーム部にも重りがセットされており、しっかりと車両の重量を確保している様子が分かる。

 ウォームはモータ軸に固定されており、車軸のウォームホイールに直接噛合う様になっている。 2軸車両であるので、駆動機構はシンプルである。

 基板部分を分解した。 両端にヘッドライト用とテールランプ用のLEDが取付けられれいる。 先端のLEDがテールランプ用の赤色側面発光のチップLEDであり、サイド面に取り付けられているのがヘッドライト用の側面発光チップLEDであある。

 チップ部品部分を拡大してみた。 LEDは510Ωの抵抗と直列に配置されていた。

 なお、側面に配置されたヘッドライト用のLEDは、車体裏側面に設けられた導光部材によってヘッドライトまで光を導いているのだ。

 

■工作内容

 車内灯の工作は、まだ検討していません。 

 

動力特性

 未測定