名古屋鉄道 モ750形 755号機と754号機

実車プロフィール

名鉄モ750形は、昭和3〜4年に旧名古屋鉄道のデセホ750形として誕生しました。 昭和23年に架線電圧の昇圧に伴い各務原線へ転属となり、その後、広見線・小牧線、瀬戸線、揖斐線・谷汲線と各地を転々としながら平成13年まで使用されました。 赤い電車として有名なモ750形ですが、昭和53年頃までは緑色の塗装で運用していました。

また、愛知県瀬戸市の「瀬戸蔵ミュージアム」では緑塗装時代のモ750形を復元した瀬戸電車両モ754号を見ることができます。

 

模型プロフィール

● メーカー名: MODEMO ( 株式会社ハセガワ)
● 品名: 名鉄 モ750形 “スカーレット色”(増結用T車)
          /名鉄 モ750形 “緑塗装”(M車)      
● 品番:  NT59/ NT65
● 発売年: 2006年11月/2007年6月 発売
● 購入日: 2007年7月/9月 新品購入

 

諸元と分解調査

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■ 車両諸元

 この車両は、MODEMO製の名鉄 モ750形シリーズで構成している。 当初は、赤い電車として有名なスカーレット色のモデルを購入したが、トレラー車であったので動力車モデルを追加購入した。 しかし、店にはスカーレット色のM車(NT58)がなかったので、緑塗装のM車(NT65)を入手し、動力ユニット部分を交換した。 このため、スカーレット色のモデルが動力車となっている。 スカーレット色モデルを755号機とし、緑色モデルを754号機としている。

 ミニレイアウトを走行可能であるが、動力ユニットは片台車駆動であるため、登山鉄道レイアウトの急勾配をトレラー車牽引しては登れない。 このため、755号機のみでの走行は可能であるが、754号機を走らせる事ができないのだ。

 ともかくも、登山鉄道レイアウトに両機を置いてみた。

 両機を比べていると、扉の形が異なっているが殆んど同じである。

 

■ 分解調査

 動力ユニットを観察しよう。 電気機関車のように、車内のスペースをいっぱいに使って動力機構を構成している。

 このため、室内灯を設置してもその効果か無いので、諦めざるを得ない。 また、トレラー車牽引のために駆動力をアップする方法は、両台車駆動に改造することは出来ないので、重りを加える事しかないが、そのスペースが無いのだ。

 

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  この報告書を書いている時、あやしいささやきが聞こえて来た。 “ デハ301号機用として間違えて注文した 幅の狭い動力ユニットTM-20 が使えないのか? 室内灯は勿論のこと、前照灯と尾灯も工作できるし、急勾配もスイスイですよ・・・・・・・・・! ”-------------- 魅力的な工作ではないか、との悪魔のささやきなのだ。

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  試しに、ふたつのモデルをあてがってみると、サイズはピッタリの様だ。 高さは少し調整する必要があるが、確かに魅力的な工作である。 どうしようか・・・・・・・・?

 

動力特性

 未測定