ホッパー車

【実車プロフィール】

　セキ3000形とセキ6000形は、石炭輸送貨車を代表する形式である。　積荷も石炭だけでなく、石灰石、鉄鉱石、硫化鉱、甜菜などの輸送にも使われ、北海道や九州、中国地方で活躍した。　車体は全鋼製で、荷役方式は側開き式である。　セキ3000形は、積車時には最高速度が55km/h に制限されいるが、、台車の枕バネを柔らかいものに交換するなどの改良を加えて、積車時でも最高速度65km/hで運用可能にしたのがセキ6000形である。　石炭産業の衰退でセメント用の石灰石を運んでいたが、今ではトラック輸送に変更され、廃車されている。

【模型プロフィール】

　蒸気機関車96形が牽引し、九州や北海道で活躍した石炭列車を編成する。

車両名称	車両番号	メーカ名ほか	重量	連結面間距離	芯軸距離	軸距離	走行抵抗
石炭輸送貨車セキ3000形	セキ3513	セキ3000　２両入りメーカ：KATO 品番：8028	19.3 グラム	61.5mm	32.0mm	12.0mm	0.3 グラム
	セキ5035	セキ3000　２両入りメーカ：KATO 品番：8028	20.4	61.5	32.0	12.0	0.3
	セキ3792	メーカ：TOMY香港製品番：2725	16.7	63.0	33.0	11.0	0.7
	セキ3792	セキ3000 ３両セットメーカ：GM 品番：2200	16.3	64.5	33.0	11.0	01
	セキ3792		16.2	64.5	33.0	11.0	0.3
	セキ3792		16.6	64.5	33.0	11.0	0.3
	セキ3792	セキ3000 ３両セットメーカ：GM 品番：2200	16.1	64.5	33.0	11.0	0.3
	セキ3792		16.3	64.5	33.0	11.0	0.3
	セキ3792		16.1	64.5	33.0	11.0	0.4
	セキ3792	セキ3000 ３両セットメーカ：GM 品番：2200	17.1	64.5	33.0	11.0	0.2
	セキ3792		16.6	64.5	33.0	11.0	0.4
	セキ3792		15.9	64.5	33.0	11.0	0.3
石炭輸送貨車セキ6000形	セキ7009	セキ6000　２両入りメーカ：KATO 品番：8032	10.9	61.5	32.0	12.0	0.2
	セキ6627		10.7	61.5	32.0	12.0	0.1
	セキ7009		10.8	61.5	32.0	12.0	0.2
	セキ6627		10.3	61.5	32.0	12.0	0.1
	セキ6194	セキ6000 3両セットメーカ：KAWAI 品番：KP-116	16.4	64.5	33.0	11.0	0.2
	セキ6194		16.4	64.5	33.0	11.0	0.2
	セキ6194		16.2	64.5	33.0	11.0	0.3
セム8000型	セム8012	メーカ：TOMY 香港製	10.3	63.0	---	27.0	0.2

　●　中古品を入手して増備を図る。　写真撮影はまだ未実施です。（　2014/2/21）

　●　カプラーは全車ともKATOカプラーN（11-702）を装着する。　その後、セキ3513号車の片側にKDカプラーに変更する。
　●　搭載した石炭はバラストに色をつけたものである。　発泡スチロールや紙粘土で空間を埋め、表面だけにバラストを巻いたため、重量がバラツイテいる。

　●　なんでも香港製TOMYの金型がGMに引継がれ、GMブランドの限定品として発売した後、さらに河合ブランドに金型が引継がれたとのこと。
　　　そして、河合製はセキ6000として発売されるが、どりで形状は同じだ。　
　●　この編成の総重量や走行抵抗は、　総重量＝305.6グラム、　編成長さは1,272mm、　走行抵抗＝5.4グラム　となる。
　　　もし、40パーミルの坂を登坂する場合、機関車の牽引力余力は 18 グラム以上必要となるが、手持ちの96形の蒸気機関車で対応させるんら重連が必要のようだ。