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ローカル線の自動運転 順次運転モード

 物置部屋のレイアウトにて、そのローカル線の改造工事を実施しています。 今回は、順次運転モードの記述内容と走行状態を報告します。

 

■ 寄り道

 この3週間ほどは、プリンタパソコンのメンテナンスに四苦八苦していました。 そこで、寄り道ながら、その様子を簡単に報告します。

● プリンタのの復活作業

 最初に遭遇したのは、プリンタの不具合でした。 サポート番号 1701 「インク吸収体が満杯に近づきました。早めに修理受付窓口に・・・・・・」のメッセージでしたが、インクはまだ残っていたので無視していると、本当に印刷出来なくなってしまいました。 プリンタはcanon のMG6330 です。 2013/7/10 購入したもので、調べてみると 2019/3/末で修理対応期間が終了していました。 すなわち、修理も出来ないので新しいプリンタに買い替えなさいということです。

 ネットで調べると、諦めなさいとかの情報の他に、分解して復活させる方法の情報がありましたので、どうせゴミとして廃棄するなら、分解してみることにしました。 机の周りの汚れ防止対策を実施して、ガチャガチャしながら分解し、吸収体のクリーニングを実施しました。 もともとは機械系技術者の小生なので、興味深々で実施した一面もあります。 でもプリンタの中の空間がインク吸収体でぎっしりと詰まっていることには驚きでした。

 真っ黒になった吸収体を水でどんどん流して洗いました。 下水に流すことを躊躇したので庭の隅の土の中にしみこませました。

 こんなにも高価なインクを無駄にしていることに驚きです。 きれいになったので、天日で2日間乾かして、再組付けしました。

 このボックスの中まで、ドローとしたインクで満たされていたのですが、綺麗になりました。 そして、インクのしみこんでいった経路をたどると、設計者の苦労がよくわかりました。 それにしても、プリンタの中はぎっしりと吸収体で詰まっていました。 これらもすべて綺麗にしました。 右上の写真。

 無事、組付けを終わって試運転を実施しましたが、快調に動くようになりました。

 それにしても、たまっていたインクのヘドロは、なぜ真っ黒だったのだろうかと疑問になりました。 上の写真に示した白いボックスの中の吸収体は、カラーが混じっていたのですが、それ以外の部分は真っ黒でした。 最近になって、黒インクが大量に漏れ出した?

 そこで、セットしたインクタンクを見て気が付きました。 黒タンクが原因では・・・・・・・・・! タンクをセットするとき、上面のシールまではがしていたのが原因かも? 下左の写真。 通常は右の写真のように、シールが貼ってあり、空気穴の通気を調整しているのではないかと推定しました。

 プリンタが作動していない時でも、だらだらとなった空気穴によって、黒インクは下に染み出し、吸収体の通路を埋め尽くしていったのではないかと推察しました。

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 でも、これだけでは不十分でした。 エラーメッセージは相変わらず表示されるのです。 印刷回数のカウンターをゼロに戻す必要があるとのことでした。 ロシア語の参考サイトから、メンテナンス用のアプリをダウンロードして、やっとカウンターをクリアーすることが出来、 長年使用してきたプリンターを復活させることが出来ました。

 

● パソコンの初期化

 次に、パソコンの初期化を実施しました。 立ち上がりが極端に遅くなってしまい、イライラするようになったので、思い切って1年ぶりに初期化することにしました。 まず、必要なデータをバックアップしましたが、これも時間が掛かりました。 OneDrive についてはまだ充分に理解していません。 クラウドでのファイル保存が出来ることは承知しているのですが、満杯なので拡張のためには費用請求があり、敬遠しています。 でも、知らないまに自動的に誘導されているようで・・・・・・・ヤバいですね。

 初期化処理は簡単なのですが、必要なソフトの再インストールが必要です。 CDとかネットからインストールし、パスワードも再入力が必要でした。 全部のソフトを再インストールするのも大変なので、まず、必要なものだけを実施しました。

 特に、このホームページを編集している DreamweaverFireworks が無事に動いてくれて安心しました。 何しろ 2004年版ですので、すでに 20年も前のソフトなのですから!

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 プリンタもパソコンも無事に復活したので、安心してパソコン作業が出来るようになりました。

 

■ 順次運転モードの記述とテスト

 さて、本題に戻ります。 先回に続き、第4類の順次運転について報告いたします。 まず、現在の第4類のリストを紹介します。

 モード線図がだんだん複雑になってきました。 mode42では、書ききれないので巡回するホーム番号を示すことにしました。

● モードの設定状態の記述

 実際のスケッチを記述するにあたり、先の「ローカル線の自動運転 スケッチ記述のための工夫」(2023/3/10)に説明したようにモード設定表を作成しています。 この表は手書きでしたが、今は Excel を使用して記述しています。 ファイル名や名称などの用語も行き当たりばったりの使用ですので、コロコロ変わっていますがご容赦ください。   モード設定状態.xlsx のPDFファイル ⇒ mode.pdf  このファイルの第4類の順次運転のページを下に示します。

 多くのモードは、単独列車による運転モードを活用して記述を羅列すればよいのですが、mode40 と mode41 については、使用する単独のモードが不足していました。 新たに設定すればよいのですが、再利用の可能性が少ないと見て、モード全体を新たな関数として記述することにしました。 もちろん、関数の中でも関数を入れ子にすることが出来るので、その手も活用しています。

● スケッチの記述

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 スケッチへの追加記述は、右記のように実施しました。 case37 から case42 を追加しています。 既存のモードを使用する場合は、その関数を羅列するだけで対応できます。

 新たに設定した mode40 と mode41 については、スケッチ全体を示す下記のファイルを参照ください。

  ローカル線の制御スケッチ ⇒ Local-sen-47.html

 

 最初のトライから、すでに47版の改定版となっています!。

 

■ 走行状態の紹介

 今回は、1列車による各駅停車の普通列車運行を紹介します。 モード42の場合です。 ホーム移動運転モードを羅列したものです。

 レイアウトについては、暇を見つけてはあちこちに手を入れていました。 動画の中でも確認ください。

 

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 2023/4/5 作成