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ATS列車自動停止システム 制御ユニットの機能確認

 改良した制御ユニットの機能チェックを実施するため、書斎の床の上にレイアウトを組み立てた。 今回のレイアウトは、駅構内での出発制御と入場制御のチェックを想定して、待避線のあるレイアウトとした。 但し、設置場所の制約によって、走行車両はBトレを使用した。

 

■ レイアウトと閉塞区間の設定

 待避線を設けたエンドレスレイアウトを下に示すように設置した。 閉塞区間の設定は、駅の区間とその前後の3区間とし、右回りに運行するレイアウトとした。 それぞれの区間の先端部分に制御ユニットを設け、通過センサと信号機も設置した。 そして、これらのユニット間を通信線で接続している。

 上左に全体を示し、上右は、駅の本線と副本線を想定した出発制御の部分を示す。 下左の写真は駅への入場制御を想定し、下右の写真は奥のギャップ部分に設置した制御ユニットである。

 

 

■ 標準制御ユニットのロジックの検証

 まず、本線だを走行する単純な周回運転モードとして、作成した標準制御ユニットの作動確認と制御プログラムの検証を実施した。 駅の区間が短いので走行列車は短め編成としたが、ポイント部のS字カーブではたびたび脱線が発生したので、走行車両をBトレに変更した。

 この時のセンサ部のLEDと信号機の点灯の様子を下に示す。 

 各制御ユニットの作動は正常に機能していることを確認した。

 

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 2019/8/29 作成