HOME >> 鉄道模型レイアウト > レイアウトの大掃除

鉄道模型レイアウトNo.114 レイアウトの大掃除 

 我が物置部屋のレイアウトは、時々工作車両のテスト走行で使用する程度でした。  名鉄の赤い電車類を整備してきたので、このレイアウトでの走行を楽しむことにしました。 でも、そのためには、線路上の埃や汚れの除去とともに、ストラクチャーや樹木に積もった埃も綺麗にすることにしました。 年に何回かの大掃除です。

 

  .

■ レイアウトの埃払い

 まず、掃除道具をそろえました。 と言って大したものはありません。 右に示すように、まず、大きめの刷毛を用意しました。 柔らかい毛のペンキ用です。 掃除用の刷毛も準備しました。

 また、掃除機と共に掃除機のノズルも用意しました。 吸い込み口は、小さいと何でもかんでも吸い込んでしますので、やや大きめのものを用意します。 そして、小さなバケツと雑巾も用意しました。 なんのことは無い簡単な有り合わせの道具です。

  *********************************

 最初に、奈良の大仏さんのように、刷毛を使って埃を軽くなでるようにして払っていきます。 屋根などは埃が特に目立ちます。 

 掃除機で吸い込む方が確実のようですが、こびりついている様な埃には、刷毛で払う方が確実な気がしているのです。 樹木の場合は、奥の方まで毛が届くように掃っていきます。 草地の中も手を抜か無いようにします。

 掃った埃はどこに行くの? と心配ですが、部屋の窓を開けているので、空中に漂ってどこかに落ちていくのでしょう。 後から掃除機で全体を吸って行くので、飛び散った埃の行方を気にしないことにします。

 この作業は、せっかくの造作を傷めないようにと、時間をかけて丁寧に実施します。 埃が浮き上がったようでしたら、次に、掃除機で全体的に埃を吸って行きます。 平地とか道路とか、線路周りとか、建物やビルの上とか周りとか、飛び散った埃を吸い取っていきます。 この時、小物の置物は吸い取られますので、事前に回収しておきます。 また、架線柱も邪魔なのでこれも撤去しておきます。 下の写真。

 ポイントの部分には、細かい隙間まで埃が侵入しているはずなので、充分に吸引を行います。 使用している掃除機は埃センサが付いているので、赤いランプが消えるまで吸引を続けます。

 そして、掃除後に掃除機のごみの中をチェックしておきます。 大切な小物を吸い取っている恐れがあるからです。 たいがいは、吸い取った時の音で検知できるのですが、ごみの中の点検を忘れないことです。 埃や糸くずと他に、大量のパウダーやターフも吸い込んでいます。 これを見て掃除したのだと実感できます。

 

■ 線路のクリーニング

 次に、線路のクリーニングを実施します。 今まで、いろいろな道具を試してきましたが、1000〜1500番台の目の細かいペーパーを使うようにしています。 架線柱を取り去っていますので、大体の部分は手で磨く事が出来ますが、ホーム部分の狭い部分とか、鉄橋の中は無理なので、棒きれ等の先にペーパーを取り付けて磨きます。 最後に、クリーニングカーを走らせて、線路面のクリーニングの仕上げを実施します。

 クリーニング液を補充しながら、レイアウトを何回か周回させます。 ヤード部分はテッシュとクリーニング液で仕上げます。

 

■ 試験走行

 整備の終わった名鉄の赤い電車3編成と共に、ミュースカイなどの電車を準備して、レイアウト走行を楽しむことにしました。

 赤い電車は快調に走行していましたが、他の特急類はもたもたでした。 上の写真に示すように、空港特急ミュースカイ、空港特急2200系、1000系パノラマSuperは、「GM製コアレスモーター動力ユニットを名鉄2200系に装着」(2019/7/18)から始めた一連の工作と調査により、今までの2モータ式動力ユニットからコアレスモータ動力ユニットに交換していますが・・・・・・・・・・・・・・・。 やはり調子は良くありません。

 我がお粗末なレイアウトでは線路状態は万全とは言えません。 高価なGM製の製品はフィットしない様です。 凸凹あり、継ぎ目の不完全処理、新旧取り混ぜた線路、などなど、お粗末な手抜き工事の影響のようです。 このようなレイアウトには、繊細な車両ではなくて、多少の不具合は無視して走ることができるおおらかな車両が必要なようです。

    では、どうしようかな? 諦めるのか? 他の車両に変えて走らせることにしよう。

 ****************************************************************

 なお、回収していた車や人物などの小物と、架線柱を元の位置に戻すべきなのですが、だんだん億劫になってきているので期待できません。