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物置部屋のレイアウト 運行モードの検討 その1

 物置部屋のレイアウトにて、そのローカル線の改造工事を実施しています。 少しへんてこなレイアウトにしたので、その操作方法を整理しておく必要があります。 今回は、手動操作による運転操作のための準備と連続運行モードのテスト走行の様子を報告しましょう。

 

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■ 手動操作のためのスイッチボックスを作る

 先回、「変更したレイアウトの内容」(2023/1/29)にてトライの状態の配線具合を報告しましたが、ブレッドボードでの操作では対応できません。 そこで、スイッチを使ってこの部分を工作しました。

 ポイント操作はKATOのポイントスイッチを使用するので問題ないのですが、給電用の操作にはトグルスイッチを設ける必要があります。 今回使用したスイッチは秋月より入手した 6Pトグルスイッチ 2回路2接点 中点付 ON−OFF−ON パネル取付用 [1MD3-T1-B1-M1-Q-N] です。 レールに給電するプラスとマイナス電極を切り替える必要があるので、2回路2接点が必要ですし、給電停止も出来るように中点のある3ポジションのトグルスイッチです。

 このスイッチを3個、ベニヤ板の切れ端に取付けました。 下の写真。

 配線は下の写真のように実施しました。 パワーパックと接続する供給電力をスイッチの外側の電極に配線しました。 給電用のフィーダ線に接続させる出力側は、中央部の端子にハンダ付けしています。

 そして、制御盤に設置するために、これも在り合わせの木片を使って、箱を作りました。

 このスイッチボックスをベニヤ板の上に置いて、あくまでも仮の制御盤ですので、テープで止めることで対応しています。 パワーパックとポイントスイッチも位置決めして出来上がりです。

 配線の状態は、レールに取付けたTOMIXの踏板型方向指示LEDで確認し、極性が異なっている場合は、配線途中のコネクタの差し込みを逆にして対応しました。

 

■ 試運転の実施

 レイアウトにて試験運転を実施しました。 走らせる車両は3両編成のアレグラとしました。 先回作成した運行パターン図を見ながらポイントとフィーダーを設定し、パワーパックのダイヤル回して試験運転開始です。

 今回は、ストラクチャーのストック品の中をさばくり、使用出来そうな物を置いてみました。 少しは様になったようです。

 周回路走行と、8の字走行の連続運行の様子を動画にて紹介しましょう。

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 レールのつなぎとか、スイッチ操作など、問題なく運行させる事ができましたので、このシステムのソフトウェアに取り掛かる準備ができたのですが、その前に、センサ関係の検討と設置作業が残っています。 このためには、いろいろな運行パターンを整理しておき、センサが必要となる場所を確定しておくことが必要です。 このために、検討した運行パターンを上記の装置を使って問題ないことを確認しながら、いや、楽しみながら進めることにします。