Bトレシリーズ ディーゼル機関車  DE10-11719号機

実車プロフィール

1966年から1978年にかけて製造された。日本各地のローカル線で蒸気機関車を置き換え、動力近代化を促進した。入換作業はもとより、臨時列車や貨物列車の牽引までをこなす高い汎用性がる。

模型プロフィール

メーカー :バンダイ
商品名 :Bトレイン DE10形 JR貨物新更新車(寒地形)
発売日 : 2015/1/247年5月
入手日 : 2015/1/28 新品購入

 

動力台車:バンダイ 動力ユニット5
        ディーゼル機関車用 4軸駆動

        〔識別番号: No. 86〕



主要諸元

  .

● 重量: 33.6グラム 重り追加あり

● カプラー: アーノルドカプラー

● 連結面距離: 69 mm

 

 

関連報告

● 車体と動力ユニットの固定がルーズだったので、動力特性実施後に分解してメンテナンスを実施。

 原因は、車体と動力ユニットのどこかで干渉していて、両者を固定する爪の部分がカチッと噛まないためであった。そこで、その部分を探すのに苦労して、結局は全部品をすべて分解し、干渉する部分を探しながら組み付けを実施する。

 この時、水草の重りを貼り付けて、加重していた部分も全てはがし取ってチェックし、ここと思われる部分を削り取りながら実施する。結局は左上の写真に示す状態で、車体の内側の出っ張り部分をあちこち削って、やっと爪が掛かるようになりました。この作業は、小一時間も掛かってしまいました。同じメーカーのそれも、指定されている組付け部品どうしなのに、なんでこんなに苦労するのかと諦めかけていました。最後に、車体の分解を防止するため、内側を接着剤で固めています。改めて取扱説明書を読んでみると、”取り付けがゆるい場合は、両面テープを併用して固定してください。” とありました。部品の設計不良なのか、製造品質が不良なのに・・・! バンダイは駄目だね。

 この作業によって、重りを取ってしまったので、重量は20.2グラムに減少しました。これが本来の重さですね。

 

●  「小型のターンテーブル式実験装置 測定データのN増し(2)」(2024/10/5)

 

動力特性

● 動力特性の測定(2)

 

● 速度特性:

 動力車の速度特性は測定せず。

● 牽引力特性:

 動力車の牽引力特性を測定する。駆動力の粘着限界は 6gf 程度であることが分かる。

 先回の測定データと比較して牽引力が半分近くに落ち込んでいいるので、測定ミスかと思って慌てしまいました。

 でも、それは上記の報告の様に、測定後に追加重りを減少させていたのです。 車両の重量が 20.2/33.6 = 0.60 即ち、4割も軽くなっていたので、それに比例して牽引力も減少していたのでした。測定データは正確でしたね。

 でも、牽引力・電流特性は何だか変ですが、よく分かりません。

 

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● 動力特性の測定(1)

 

 

● 速度特性:

 動力車の速度特性を測定する。 速度・電圧特性と電流・電圧特性を右に示す。

 ディーゼル機関車用の動力なのですが、新幹線用と間違うばかりの速度が出ます。

 商品企画なのか、技術力の違いなのかは分かりませんが、KATOの動力ユニットとは雲泥の差があります。

 電流は40mA程度なので、小型モータですね。


 

 

● 牽引力特性:

 動力車の牽引力特性を測定する。駆動力の粘着限界は10gf 程度であることが分かるが、車体重量を33.6グラムから、20.2グラムに減少しているので、比例計算では6グラム程度に落ちていると考えられます。

 牽引力と電流のパターンをみると、なんだか見たこともない曲線状になっているので、不思議ですね。