機関車シリーズ 小型電気機関車 ED402号機

実車プロフィール

ED402号機は1965年(昭和40年)日本車両製造され、松本電気鉄道(現アルピコ交通)にて運用開始し、 梓川水系のダム建設資材輸送に活躍しましたが1969年(昭和44年)同社の貨物輸送が終了。

その後、1971年(昭和46年)に岳南電車にて貨物輸送終了まで活躍した。晩年は吉原〜比奈間の本線貨物列車牽引に活躍しえいる。

模型プロフィール

メーカー : TOMYTEC
商品名 : 鉄道コレクション 岳南電車FD40形
発売日 : 2015年7月
入手日 : 2016年12月 新品購入

 

動力台車: 鉄道コレクション TM-ED01

前照灯: 工作品点灯

主要諸元

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● 販売時のケース: 右の写真に示す。

● 重量: 34.0グラム

● 軸輪距離: 16mm

● ボギー軸間距離: 38mm

● 連結面距離: 83mm

● カプラー: カトーカプラーN

関連報告

● 分解調査は未実施である。

● 前照灯はチップLEDを使っての工作を実施している。
● 「マイコン式の運転操作台を作ろう 車種別のレベル設定」(2021/5/4)

動力特性

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● 動力特性の測定

 測定時の状態を右に示す。

 

 

● 速度特性:

 動力車の速度特性を測定する。 速度・電圧特性と電流・電圧特性を右に示す。

 通常のDCモータを使用しているので、小型動力車としては速度が出過ぎである。ギヤ比を上げるなどの工夫が必要と思われる。
 

 

● 牽引力特性:

 動力車の牽引力特性を測定する。駆動力の粘着限界は12gf 程度であることが分かる。Bトレの電気機関車よりも力持ちであることが分かる。

 このスリップ領域での牽引力は、測定機器の機能上の限界により測定できませんでした。でも制動側の領域では綺麗に測定出来ています。この機能上の限界については、上記の報告書を参照ください。