HOME >> マイコレクション > 客車類 リスト > 旧形客車オハ31系 昭和初期の急行列車
【 実車プロフィール 】
オハ31系は、昭和2年(1927)に登場した鋼製17m級客車である。 オハ31を中心にオロ30、オハニ30など、1000両以上量産された国鉄を代表する客車で、車体は国鉄旧一般形客車の標準塗色(ブドウ1号)と共に、三等を意味する赤帯、二等を意味する青帯が施され、 屋根はダブルルーフ(2重屋根)で、台車はTR11台車を履いている。 その古典的な形態は、かなり高齢の方にしか覚えがないと思うが、鉄道博物館に展示されている車両でお目に掛る事が出来る。
【 模型プロフィール 】
この編成は、昭和初期で活躍した蒸気機関車が牽引する旧型客車での編成を考えて、単品で収集したものである。
車両名称 | 写真 | 車両番号 | メーカ | 装備 | 重量 | 連結面 間距離 |
芯軸 距離 |
軸距離 | 走行抵抗 |
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オハ31系 | オハ 3128 |
メーカ:KATO 品番:5001 |
室内灯 TR23台車 |
22.3 グラム |
115.0mm | 73.0mm | 16.5mm | 0.26 グラム |
|
オハ 3128 |
メーカ:KATO 品番:5001 |
室内灯 TR23台車 |
22.3 | 115.0 | 73.0 | 16.5 | 0.26 | ||
オハ 3120 |
メーカ:KATO 品番:5001 |
室内灯 TR23台車 |
22.2 | 115.0 | 73.0 | 16.5 | 0.26 | ||
オハ 3122 |
メーカ:KATO 品番:5001 |
室内灯 TR23台車 |
22.3 | 115.0 | 73.0 | 16.5 | 0.27 | ||
オロ30系 | オロ3074 | メーカ:KATO 品番:5002 |
室内灯 TR11台車 |
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オロ3074 | メーカ:KATO 品番:5002 |
室内灯 TR11台車 |
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オハ31系 鉄道博物館展示車両 |
オハ 3126 |
メーカ:KATO 品番:5001-9 |
室内灯 TR23台車 |
22.3 | 115.0 | 73.0 | 16.5 | 0.28 | |
オハニ31系 | オハニ 3055 |
メーカ:KATO 品番:5003 |
室内灯 テールランプ TR23台車 |
21.8 | 115.0 | 73.0 | 16.5 | 0.25 | |
オハニ 3055 |
メーカ:KATO 品番:5003 |
室内灯 テールランプ TR23台車 |
22.0 | 115.0 | 73.0 | 16.5 | 0.29 |
● カプラーは全車ともKATOカプラーN(11-702)を装着する。
● KATOの純正品と言えども、台車とシャシーには集電機能を付与していない。 このため、室内灯や尾灯を簡単には装着出来ない。 改造工作が必要である。
● この編成の総重量や走行抵抗は、 総重量=155.2 グラム、 全長=805 mm、 走行抵抗=1.9グラム であった。
もし、40パーミルの坂を登坂する場合、機関車の牽引力余力は8.10グラム以上必要となる。 KATOのC50では充分であるが、C11ではギリギリの様である。
● 室内灯の加工を実施する。 集電子付きTR11台車が不足していたため、TR23台車で代用する。 電灯は12V仕様の麦球を使用する。
この改造のため、重量等のデータは見直しが必要である。 (2014年5月15日 追記)
● 「オハ31系旧形客車にチップLEDの室内灯を組付ける」(2015/6/9)。
● 「オハ31系旧形客車の新室内灯ユニットと尾灯」(2020/8/18)にてオハ3126号車とオハニ3055号車の工作を実施する。