HOME >> 鉄道模型工作室 > KAWAIのB6をミニレールで走らせよう
(この記事は 2009/06/23 にトレイントレインに投稿したものを再編集しました。)
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■【昭和の街にSLを】 B6 その1
SL紹介の第5弾は、B6です。 KAWAIのKP-151 B6 2286タイプです。 小ぶりの車両だから、ミニレールでもラクラク走行出来るだろうと思っていたので大間違いでした。 従輪の支持方法が固定式であるため、ガタ ( 機械的余裕 ) 分しか動けません。 このため、半径140mmのカーブを走破出来ないのです。 思い切って改造したのは、この従輪の支持方法を他のSL模型と同様に、スイング出来るようにすることでした。
改造は見事に成功し、ミニカーブを難なく走破することが出来るようになりました。 いつもの、車体下からの写真のように、従輪に必要な振れ角が意外に大きいことが分かります。 ガタだけで対応するのは到底不可能であることが認識されます。
車体の裏側と改造部分の拡大写真を下に記載します。
【昭和の街にSLを】 B6 その2
B6の改造内容を説明致します。 車体をひっくり返していろいろ考えていましたが、図面を書くことにしました。 支点の位置は動輪に最も近い位置に持ってくるようにしました。 従輪の位置は後ろにずらしても良いと考え、その中で、従輪台車の形状を決めていきました。 ねじ位置は変更できず、そのまま残してありませす。 犠牲にしたのは従輪で、フレームとの干渉を防止するため径を縮小せざるを得なかったので、C50のテンダー車の車輪を使用しました。
分解写真を下にのせました。
一番苦労した分、走り出した時は感激でした。