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鉄道模型工作室  12m級のEF58の製作

 

(この記事は 2009/12/12 にトレイントレインに投稿したものを再編集しました。)

 

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■12m級のEF58

 我が遥友鉄道専用のELとして、EF58を作りました。 材料は、BトレのEF58青大将(2両セット)と、12m 級鉄コレ動力台車です。 車体は、12m 級台車に合うように、2両の青大将を中間から切断して張り合わせて1両として仕上げ、色は手塗りで茶色に塗りました。

 

 台車の部分の写真を下にのせました。
 台車は、ロケットスタートを防止すべく、12Ω×1W の抵抗をモータと直列になるように挿入しました。 下の写真の赤い部品です。 そして、牽引力を増すために、重量増加の細工をしました。 水草用の重りをすきまにびっしりと張り詰めました。 その結果、車両重量は45gとなり、ずっしりと重いです。 さらに、LEDと光ファイバーを組み込み、ヘッドライトも光るように細工しています。


 走りは、スローも滑らかでスムーズに動いています。

 

 

 

● 12Ω×1W の抵抗:
 鉄コレのモータの内部抵抗は、測定が不安定でしたが約12Ωでした。 他のモータが20Ω前後のものが多い中、抵抗の小さい部類です。 自分が推察するに、「鉄コレ式制御器」が単三4個を動力としているので、この5?6Voltの電圧でも走るように設計しているのではないかと思っています。 ちなみに、一般模型用のモータ(3V仕様)では、もっと内部抵抗が小さい様です。 そこで、昔の電車の様に、抵抗制御を取り入れてスピード制御を実施しようとするものです。 いわば、「1ノッチ固定の制御器」ですね。
 抵抗値は取りあえずとして決めましたが、具合が良い様です。 モータと同様に、しっかりと発熱しますので、ワット数の大きな抵抗を選びましたが、走行中は時々車体にさわって発熱状態をチェックしています。

● 重量増加の細工:
 使用した材料は、金魚などの水槽で使用している水草が浮かないように固定するオモリです。 φ6×100mmの4本入りで、材質は明記されていませんが、鉛系と思われます。 まさに粘土のようであり、ちぎって小さくしたり、指で自由に変形が出来、さらに押しつけると粘着します。 接着剤いらずです。 食べてはいけませんとか、使用後は石鹸で手を洗って下さいと書いてありますが、魚などの生き物と一緒にするので、健康には大きな害とはならないと思っています。 メーカ名はジェックス(株)で、商品名は「水草一番」水草のオモリです。