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鉄道模型工作室  電車系室内灯の改良(その3) キハ35系と313系

 先回まで、登山鉄道ユニットの跡地の補修工作の様子を報告しました。 その工作が一区切り出来たので車両を走らせてみることにしましたが、走らせたのが電車系の車両でしたので、室内灯がチラチラの状態でした。 折角チラツキ防止の手法を手に入れたのですが、電車系はまだ手つかずの状態でした。 今回は電車系(気動車ですが)の室内灯工作第3弾の様子を報告します。 

 

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■ キハ35系首都圏色のチラツキ防止工作

 このモデルは、ボディマウント式のナックルカプラーを標準装着していたので購入したものである。 その内容は、「キハ35系 首都圏色」(2016/6/19)と「キハ35系 首都圏色(M) キハ35-68 号車」(2016/6/19)に示す。

 このモデルも、すでにテープLED の工作が 2019/4/30 に実施されていましたが未報告です。 分解した状態を下に示します。

 室内灯ユニットを取付ける場合、室内の造作がモデルによって千差万別なので、スペースのいるコンデンサとダイオードブリッジを収める場所を工夫する必要があるのです。 このモデルでは、太くて短いコンデンサを使って集電シューを取付ける近くの空間に設置することにしました。 ダイオードブリッジはDIP型を使用しました。 動力車の場合は床が高いので、ダイオードブリッジを寝かせて取り付けました。

 取付け具合を下に示します。 下左がトレラー車の場合で、右側が動力車の状態です。

 工作したユニットの状態を下に示します。 T車用3個とM車用1個です。

 各車両に取り付けて、状態をチェックしています。 

 そして、ユニット周りの配線工作を実施しました。 配線はポリウレタン線のφ0.29mmを使用していますが、長さは短からず、長からずにしています。 短い場合は取付けや組付けに支障をきたし、長過ぎるとその処理の困ります。

 床下ユニットに取り付けて、配線を実施した後に点灯チェックを行います。 無事合格したので、今回はユニット外観をグレーを塗ってみました。 黒っぽいユニットが少しでも目立たにようと考えたからです。

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■ JR東海 313系のチラツキ防止工作

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 続いて、JR東海 313系 4編成についてもチラツキ防止工作を実施しました。 このモデルは、先回報告した6両編成とは別編成で、マイコレクションの電車・気動車類リストでは、「JR東海 313系 普通」編成としているのもです。

 リストにも記載していますが、KATO製の313系 3000番台 2両セット(10-423)と、MODEMO製の313系300番代増結セット2両を使用して4両編成を構成していますので、室内の様子も異なっています。

 このモデルも、すでにテープLED の工作が 2019/4/27に実施されていましたが未報告です。 分解して配線を切った状態を下に示します。 

 ます、先回と同様に床部分などをグレーのアクリル絵の具で塗りました。

 ます、MODEMO製の313系2両について、ユニットとその取付け状態を下に示します。

 KATO製のトレラー車はブリッジの場所が無かったので、床に貼り付ける様に設置しました。 本当は天井裏に貼り付けたいのですが、コンデンサをブリッジとテープLEDの間に設置する必要があるので、天井への設置が出来ませんでした。

 KATO製の動力車については、高さの余裕が無かったので細い方のコンデンサを使用しました。

 配線を実施後の状態を下左に示します。 また、MTテープを使ってユニットを固定しましたが、気持ちだけの効果の様で、期待できません。 接着剤で固定する方法もあるのですが、分解するのが大変なため採用しませんでした。 そして、MTテープもグレーで塗装しました。

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 効果の程はレイアウトでの走行にて、確認するつもりです。

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■ 余談

 分解後、取り外した部品が山の様に溜まってしまいました。 貧乏症の昭和生まれの輩としては、もったいないとの思いが働いて捨てられないのです。 もしかして使い道が出てくるかも知れないと思いつつ、ストック箱にたまっていく一方です。

 ヤオフクに出品しても、新品ならともかく、使用済みの変形品では売れる見込みは無いと思います・・・・・・・・・・。

 

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 2022/2/4 作成