HOME >> 鉄道模型実験室 > DCモータのブレーキ特性 RE-260RAのブレーキ特性
DCモータのブレーキ制御方法について、実際の実験装置を使って確かめる事にしよう。そして、DCモータのブレーキ特性としてRE-260RAを測定した。
■ 測定方法
実験装置は先回報告したように、以前に工作したモータ
■ 逆起電力定数の測定
この測定は、同じ装置で測定できるので試しに実施した。負荷側のDCモータの回路をオープン状態にし、その時の発生する擦れ電圧と、回転数を測定するのである。オープン状態のモータ端子の電圧をテスターを使用して読み取るのである。テスターの接続状態を下に示す。
測定した回転数と電圧を下のグラフに示す。

近似直線を引いてみると、8,000rpm以上で少し近似から外れるようであったので、それ以下のデータを使って近似させたのが右のグラフである。この時の勾配値が逆起電力定数 Ke なので、
Ke = 0.000213 volt/rpm または、 Ke = 0.000219 volt/rpm
と読み取れる。この値を、「カタログ値からDCモータの特性値を推定する」(2025/11/23)で求めた RE-280RA のデータと比較した。
| モデル形式と巻線形式 | RE-260RA-2670 | RE-260RA-18130 | RE-260RA-2295 |
| 起電力定数 Ke volt/rpm | 0.000223 | 0.000405 | 0.000301 |
このデータと比較すると使用したモータは巻線仕様が 2670 のものとほとんど同じであるので、この巻線形式であることを判別する事が出来た。
■ ブレーキ特性の測定
いよいよこのプロジェクと目的であるブレーキ特性を測定した。計測に使用した環境は以下の機器やソフトを使用する。
を使用して実施した。測定手順を忘れないようにメモしておこう。
測定結果はリアルタイムに表示されるので、様子を見ながら測定が続けらっるのだ。

測定結果を上右のグラフに示す。狙いどうりのグラフを得ることが出来た。でも、
とりあえずブレーキ特性としてのデータを取得する事ができた。そして、このデータから何を読み取るのか、摩擦損失速度係数を考慮した解析方法を整理しなおしてから検討する事にしよう。
2025/12/2