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卓上レイアウトで楽しもう 自動運転 その13-1

 

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 すでに、松の内も明けてしまいましたが、ともかく 新年あけましておめでとうございます。

 

 昨年の暮れは、トラブル対策が完了できないままに、時間切れとなってしましました。 意気込みとして、幸福をもたらすというドクターイエローを走らせた動画を、元旦の日にアップしようとがんばったのですが、Bトレが脱線ばかりして、まともな動画を撮影することが出来ませんでした。

 悪戦苦闘した時の一場面を右に示します。 追い越しすべきポイントが正常に作動していなかった様でした。 この他の原因もあり、結局、このレイアウトとBトレ車両の組合せを断念することにしました。

 

■ 新しいレイアウトに変更する

 Bトレが駄目なら、トーマス・ランドにしようと目論んで、新しいレイアウトに変更しました。

 今回のレイアウトは、外側と内側の周回路に、リバースサークルを追加したものです。 最初に示した色々なパターンのうち、 両リバースのある小判型を変形させたものです。 狭い卓上では二つのリバースサークル線を設定するのが困難なので、リバース線を共用して使うようにしたものです。 そして、何周かの周回走行の中にリバース走行を実施して、走行線をチェンジさせようとするものです。 即ち、外周を数回走行後、リバース線を通って内周路に移動させるような運行を考えているのです。

 まず、線路構成を下のように組んでみました。 ポイントはミニ・ポイントで構成し、曲線は、C177とC140で構成していますが、15°の曲線が必要であったので、C243-15 のカーブレールを一部使用しています。

 そしてTOMIXのトーマス車両を走らせてみましたが、やはり無理でした。 C140では緩衝器が干渉して脱線してしまいますので取外しましたが、140mm半径のS字カーブはトーマスが脱線してしまいます。 そこで、Sカーブの半径を大きくすべく、280mm半径のYポイントに変更しました。 その様子を下に示します。

 しかし、パーシーはOKですが、やはりトーマスは脱線してしまいます。 でも、右上の写真のようにバック走行ではスムースに通過できることが分かりました。 動輪部のガタ(すき間余裕と呼ぶべきか)の影響と思われます。 個体によっては微妙に違いがあると思われます。

 何とか、走行できるレイアウトになったので、ストラクチャを置いてレイアウトを飾ってみました。

 リバース線の走行も確認しましたが、問題無く走行出来る事を確認しました。

 

■ 自動運転の細工

 レイアウト構成が出来たので、自動運転の方法を検討しましょう。 いきなり、リバース走行に取り掛かるのはトラブル多発の恐れがあるので、単純な周回走行から取り掛かりました。 まず、一周するごとに毎回停車する各駅停車モードを試し、うまく行ったので一回はパスする快速モードにグレードアップさせました。

 走行させたのは、失敗しまくっていたBトレのドクターイエローを走らせました。 外周は各駅停車モードのN700、内周は快速モードのドクターイエローです。

 走行動画を紹介します。

 

 途中からN700の走行が遅くなってしまうヶ所がありますが、線路の汚れが原因と思われます。 メンテナンスが必要の様です。

 

 自動走行の仕掛けは、次回に報告致します。 また、リバース走行にも挑戦しましょう。

 

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 2020/1/8 作成