HOME >> 鉄道模型自動運転システム > 卓上レイアウトで楽しもう その33-2
この「その33」シリーズもいろいろ工作してきましたが、システムとして仕上がったので、手持ちの色々な車両を走らせてみることにしましょう。
■ 街を走るチビロコと路面電車
まず、ミニレイアウトでの定番として、チビロコと路面電車を走らせてみましょう。
走行状態を動画で紹介します。
■ Bトレの貨物列車と旅客列車
次にBトレ車両を走らせました。 まず貨物列車として、タンク車とコンテナ車をディーゼル機関車で牽引させました。
でも、スムースに運行出来ませんでした。 どうしてもタンク車がポイント部分やミニカーブ部分で脱線してしまうのです。 まず、カトーカプラーからアーノルドカプラーの交換し台車の動きをチェックしたのですが問題ないようです。 しかし、改善できないのでトラブルを起こしている車両をチェックするため、丸い赤ラベルを貼る事にしました。 そして、このレッドマークが貼られる部分が特定の車両の特定方向だけであることが分かりました。 下の写真。
原因は、特殊な台車を取り付けていたからです。 「Bトレコキの足を変える」(2010/12/15)で紹介した。 コンテナ車は勿論、タンク車にも装着していましたが、シャシーとの干渉防止のため、ワッシャーをかませたり、シャシーを削ったりしています。 しかし、この問題車両はその修正が不十分だった様で、台車が少し引っ掛っていたようでした。 ついでに他の車両も追加修正すると順調に走行するようになりました。
また、トラブル対応でゴチャゴチャしたため、DLの手すりを装着させることを忘れていまいた。 下左の写真。 動画撮影後に気が付いたのですが、再撮影はパスしています。
次に以前走らせた室内灯を組込んだ旅客列車も走らせました。 上右の写真。 こちらもトラブルメーカーが居ましたので、レッドマークが貼られています。 原因は集電のために工作した配線が悪さをして、台車の回転を阻害していたようです。 シャシー内のポリウレタン線の配線を整えて対応しました。
走行状態の動画で紹介しましょう。
■ 登山電車と貨物列車
つぎに、Nゲージ正規品のうち、ミニカーブでも走行出来る車両を走らせました。 まず、TOMIX製の箱根登山鉄道のベルニナ号とサン・モリッツ号です。 ベルニナ号は品番が2620の古いモデルのため、動力部が車内を占領して黒いカバーが窓を覆いています。 このため、室内灯は装着していません。 新旧モデルはどちらもミニカーブを走行可能であるため、ここでも走らせてみました。
また、2軸貨車もミニカーブでの走行が可能なため、6両編成としてミニ機関車で牽引させました。 とても簡単シリーズで工作した「ハコ型電機 ED29 2号機」と「凸形ディーゼル DD351号機」です。 機関車1両では牽引力不足でしたので、重連させています。
どちらも問題なく順調に走行していました。
2021/4/7 作成