
HOME >> 鉄道模型工学 > 粘着特性を測定しよう 架線とレールの設置
粘着特性(μ特性の名称を変更します)を測定するための装置を作っています。予備実験用の装置として、動力車のモータ回転数を検知するセンサの信号用ケーブル処理方法を検討する。今回は架線方式を工作しました。さらに、車両走行用のレールも設置しました。
.
■ 信号ケーブル線用の架線
今回の測定では、走行する動力車のモータ回転数を測定する必要があります。かっては、赤外線通信や無線通信で実施したことがありますが、やはり有線通信が確実で信頼性がありました。今回もこの有線方式で実施します。このため、この通信ケーブルを保持する架線の工作を実施しました。
信号ケーブルの駆動部は工作済みなので、終端側の滑車を作ります。架線の張力保持は設置時に実施すれば良いのですが、ケーブルを移動させる牽引ロープは常にある程度の張力が掛かるようにしておく必要があります。これは駆動部のドラムに巻き付けたロープをすべりなく引張るためには、常に一定のテンションをロープに掛けておく必要があるからです。
そのからくりを終端側の滑車に細工しました。とは言っても滑車を保持するレーバー軸に、輪ゴムによるバネ力を掛けるようにしただけですが。
部品は例の魔法の箱から取り出して来ました。このような小細工はお得意です。
.
また、レール台の脚には、床を傷つけないように上左の写真に示すようにフェルトを貼り付けました。
次に架線と 牽引ロープ(糸ですが・・・・)を用意しました。通信ケーブルは、この架線につるした金具に取り付け、そのケーブルの先端部に牽引糸を固定して、駆動ドラムに巻き付けるという算段です。
まず、0.45mmの真鍮線を最上部にピンと張ります。終端は太めの銅線を使って捩じりながら止めています。この捩じり具合で張力を与えました。
次に大工さんが使う水糸(?)用のナイロン製の糸を使って、駆動ドラムと滑車の部分に張ります。
こうして施工した架線に金属製のSカンや輪っかを吊り下げ、下の写真に示すようにケーブル線をつるしました。
動作状況を動画で紹介します。
作動は良好ですが、ケーブルの状態が良くないですね。もっと綺麗に折りたたまれるのかと思っていましたが、このままでは無理ですね。
・・・・・・・・ 改善! 改善! ・・・・・・
■ レールの設置
次にレール台の上にレールを取り付けました。当初はKATO製のレールを想定していたのですが、ストック品にあったレールエンドはTOMIX製のレールを使っていたのでこちらに変更します。レールエンドは、「卓上レイアウトで楽しもう その26 再開する」(2020/11/7)で使用していたものです。でも、信号処理のために追加した基盤部品は一部配線が切れていたので、取り外しています。予備実験の場合は必要なかったので、運転の自動化工作の時に修復することいします。
パワーユニットはTOMIXの物を使用する。
テスト車両はKATOのEF65-1000(後期形)であるEF65-1124号機を使用しました。テスト状況を動画で紹介しましょう。
動力車をレール端まで走らせたとしても給電はカットされるし、進行方向を逆にするとスムースに発車します。即ち、レールエンドは確実に作動していることが確認できました。これで、安心して走らせることが出来ますが、でも激突はダメです。あくまで安全装置なのです。
また、架線の作動はやっぱりNGですね。コンパクトさと、架線を支える簡単な方法として安易に考えたのですが、レールの真上に架線を設置したのが間違いです。やはり工作が少し面倒となるが、カーテンレール方法に変更することにします。・・・・・・・・ KAIZEN! KAIZEN! ・・・・・・