HOME >> 鉄道模型レイアウト > ミニレイアウト 雪景色を走る

ミニレイアウト 雪景色を走る 

■ いきさつ

 ミニレイアウトとして、講談社の「昭和の鉄道模型をつくる」によって制作したレイアウトを雪景色に改造した。 そこでいろいろな車両を走らせてみた。

 

■ 18688号機に牽引された夜行列車

 先回、ヘッドライトの工作を実施したマイクロの86型 18688号機を使い、同じく室内灯加工を実施したS系客車を牽引させて、夜行列車を仕立てた。 その動画を紹介しよう。

 この18688号機は、線路状態も良くないが、スローがあまり得意ではないので、かなり速めの速度設定となっている。 そこで、この動画では、編集時に70%の速度に落としています。 先頭を走るSLの前照灯が眩しく光っており、前方の風景を明るく照らしているのが確認出来ると思います。 また、客車の明かりは、旧型の夜行列車にしては明る過ぎますが、少し暗くした程度の室内ではこの程度は必要ではないかと思っています。 また、部屋を明るくした状態の静止画を下に示す。

 

■ KAWAI製B6 2286号機に牽引された夜行列車

 次に、KAWAI製B6 2286号機で牽引させてみました。

 この2286号機もスローが得意でないので、速めの設定になっています。 このため、動画編集時に70%の速度に落としています。 でもS系客車を牽引するには、ピッタリのような気がします。

 

■ Bトレ キハ58 雪景色を走る

 Bトレのキハ58は灯りを持っていませんので、明るい状態で走らせました。 ローカル線らしくなっています・・・・・・・・・と自己満足です。

 

■ Bトレ DE10重連 雪景色を走る

 こうなると、苦労したDE10型も走らせてみましょう。 1両では動きがぎこちないので、2両にして走らせています。

 

■ トーマ製B6 2272号機 銀河鉄道?ラッピング

 最後に、ラッピング車両を仕立てました。 牽引する機関車はトーマ製B6 2272号機を選びました。 低速でも走行可能だったからです。

 でも、走らせてみると、走行途中で止まってしまうなどのトラブルが発生しました。 原因は、サイドロッドが干渉してロックしてしまうからである。 やはり、第1動輪との固定が無い事が要因と判断した。  このため、 河合製のサイドロッドに交換するなどの手直しを実施しています。 工作内容は、マイコレクションの「2272 B6 機関車」に追記していますので参照ください。

  .

 

■ おわりに

 東海地方に住む小生にとっては、雪景色はめったにお目に掛りません。 このために、雪景色は子供の頃からの憧れになっていましたので、ジオラマを作り始めた頃からのテーマだったのです。 雪国の人達は大変そうですが・・・・・・・。

 小さい頃、親に買ってもらった “キンダーランド?” とか言う雑誌の中で、クリスマスの雪の夜の小さな町の絵が、見開きで載っていました。 その印象は強烈で、今でもぼんやりと頭の中にあります。 雪景色の中で、綿帽子をかぶった建物と、ほのかに窓から漏れる家々の灯りと、ぼんやりと浮かぶそりの跡、等々・・・・・・・・。 

 今回のジオラマ工作では、その印象を再現するまでには至りませんでしたが、雪景色の工作は難しい! と感じた次第です。

 特に走行可能な状態の線路との両立はなかなか難しそうです。 写真などでみると、線路の枕木は雪に完全に埋まっており、線路の2本の線だけが出ているだけなのですが、模型では、完全に走行不能になってしまいますね。 欲を言わずに、この程度の工作で満足して置くことにしましょう。