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ミニレイアウト 遂に解体する 

■ いきさつ

 今まで、このミニレイアウトは講談社の「昭和の鉄道模型をつくる」によって制作したレイアウトを雪景色に改造して楽しんで来た。 しかし、小生も終活を始める必要性を感じていたので、そのひとつとして、このミニレイアウトが対象とされたのである。

 そのいきさつは、9月4日にブログとして投稿した「鉄道模型工作実験室」にて紹介しているが、要するに少しでも身辺整理をして行こうとするものです。 このレイアウトは小型のSLを走らせるためのレイアウトですが、解体してしまう代わりとして、物置部屋の新しいレイアウト計画にドッグ・ボーン式の路線を追加することにしたことが、決断を後押ししたのです。

 

■ 断捨離の決行

 始めたら一気に進めるのが私流です。 途中で証拠写真を撮っておくのを忘れていたので慌てて撮影しました。解体途中の写真です。

 解体した物は、再利用を考えて、最初から分別しながら作業を進めました。 秋月などのネット通販で使われた段ボール箱を活用しています。

 3層構造の地面が表れてきましたが、遺跡の発掘のような気分で、昔のレイアウトの跡を思い出しながら作業を進めています。

 レイアウトの基本構成は、ベニヤ板と木片を木ネジを使って固定し、発砲スチロールやスタイロンを使い、両面テープと軽い紙粘土を使って造作しています。 このため、解体作業も簡単な道具で、比較的すんなりと解体可能です。

 レール付着している紙粘土は、水に溶ける事を知っていましたので、桶に入れて半日ほど水に浸しておきました。 後はブラシでゴシゴシとして、その後、乾燥させた状態が右の写真です。 但し、一部は白色アクリル絵具(ジェッソ)を使った部分がありましので、さすがに、少し白色が残っています。再利用する時にバラストに合わせて塗りなおすことにします。

 建物や樹木の雪は、再利用時も雪景色を考えていますのでそのままにして保管しています。

 照明や配線、ネジ類なども分別しています。

 解体を終了し、ボードの状態になった物を下に示す。両面てーつの跡やケガキの跡が見えますが、これでOKとしています。 レイアウトを作り始めた頃は、木片の取り付けに木工ボンドを使用していましたが、その名残が一ヶ所残っていました。 下右の写真。 しっかりと接着しており、剥がすことが出来ません。 ベニヤをバリバリと剥ぎ取るしか方法は無かったので、このままにしておきました。 再利用時に考える事にします。

 最後も、解体完了した状態を下に示す。 レイアウト造作の多くの破片は、赤いゴミ袋の中に押し込んで、燃えるゴミとして出すことにしました。

 思い切って断捨離を実行すると、少し気分がすがすがしくなった気がします。 また、物置部屋のレイアウトも断捨離を実行中ですので、次回はその様子を紹介する。