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モジュールレイアウト コーナーモジュール・セット

■ コーナーモジュール・セット

 新しく設定したコーナーモジュールは、面倒な細工は止めて線路が180度方向転換するようにした。 モジュールの寸法を正確に測ってみると、910×910 のスタイロフォームを4等分したので、ほぼ455×455の正方形サイズであった。 レールは354/391のアプローチレール、280/317のカントレール、354/391のカントレール(接続用線路)、280/317のカントレール、354/391のアプローチレールと繋げている。

 レールの設置に際しては、接続部分の直角度を見ながら端部を修正し、二つのモジュールがピッタリ合うようにレールを設置している。 このため、二つのモジュールはセットで使用するよ必要があるが、90度変換のモジュールとして単独でも使用出来ることも念頭に置いた。 通常は354/391-45°のカントレールを使って二つのモジュールを連結するが、22.5°のアプローチ線路と S18.5 の線路を使えば、直線モジュールとも連結できるのである。

 

■ コーナーモジュール・セット No.6&7 日本の農村風景

 一つ目のコーナーモジュール・セットは、水田や茅葺の農家を配置した日本の農村風景を模して造作し、道路側には日本家屋の商店を配置した。 

 水田や畑は、ジオコレのジオラマ素材とか人工芝などを使い、素材の切れ端の形状に合わせて配置や畝を決めていった。 このため、配置には統一性がないが、かえって自然な模様となったと自己満足している。

 今回のモジュール制作にあたっては、地面用の素材は新しく購入したものは多いが、ストラクチャーの殆どはストック品を再利用している。

 

■ コーナーモジュール・セット No.8&9 ヨーロッパの農村風景

 もうひとつのコーナーモジュール・セットは、TOMIX のレイアウトマットを使用して周りを牧草地に囲まれたヨーロッパ風の農村風景をイメージし、古い農家と村の小さな教会を配置した。

 レイアウトマットは、両面テープで接着させているが、どうしても波打ってしまった。 全面に接着剤を塗布して貼りつけた方が良かったかもしれない。 木工ボンド系の接着剤は、紙系(?)のレイアウトマットに浸みこんでしまい表側に影響するのではと心配して使用しなかったのである。

 レイアウトマットの端は、紙粘土で小道などを造形して押さえこんでいますが、それでも浮いてきた部分はフォーリッジ・クラスターを貼りつけて、ブッシュとして誤魔化しています。

 このレイアウトマットの緑色は深みがあって、自分の好みにぴったりの色合いであり大いに満足してモジュールであるが、接着テクニックをもう少し研究する必要がある。