HOME >> 鉄道模型レイアウト > モジュールレイアウト モジュールの作成 その1 

モジュールレイアウト モジュールの作成 その1 

■ 鉄橋のあるモジュール

 基本モジュールの次に、鉄橋のあるモジュールを作ることにしました。 今回は、厚さが20mm の少し薄いスタイロフォームを使用してみる事にします。 そして、線路部分は、10 mm かさ上げしてすることにします。 変化を持たせるために、ローカル線を少し移動させていますが、TOMIX のガーター橋は、下側が深いので川の流れの部分は少し掘り下げる事にしました。 単純に10 mm かさ上げしてすると決めたのですが、適当な部材が無く、ゴミ箱(ストック材入れ)を探しての切り貼り細工となってしまいましたが、最後はターフなどで仕上げるので気にしないことにしています。

 この工作で、単純に10 mm かさ上げるのも意外と面倒な工作なので、今後は、厚さが20mm のスタイロフォームの使用は避けることにします。

 長さを合わせるため多数の短いレールを組合わせていますが、横から見ると少し曲がってしまいました。 

 手前の左右の低地は、右側は池に、左側は水田にでもしようかと迷っています。 モジュールのつなぎ部分の段差も考慮しないといけないですよね。

 

■ 古いモジュールを再利用する

 下の写真の古いモジュールも再利用することにしました。 複線の方は60mm の高さがあるので、高くした部分は目をつぶって撤去しましたが、下右のモジュールのS字カーブは、どうしても手が止まってしまいます。 フレキシブルレールを使って綺麗に仕上がっていますので、何とか再利用する手を考える事にします。

 S字カーブのローカル線を生かすとなると、規定の寸法を守る事が出来ませんので、左側にくるモジュールとセットにする事にします。 また、レールの位置もズレてきますが多少は許容することにするとしても、接続線路の関係が何処まで守れるかが重要になってきました。

 そこで、右端部をチェックしてみると、やはりS29の端数レールは短いので使用出来ませんでした。 しかし、S45のレールを当ててみると、レールの飛び出し量がS29の場合に近かったので、ピッタリの寸法になるようにモジュールの端部を削って調整しました。 そしてこのモジュールだけは接続レールとしてS45のレールを使用することにしました。 さらに、このレールの位置を基準にして、複線レールの位置も決めましたが、モジュール全体として 10mm 程奥に引っ込む程度だったので、許容範囲とした。

 次に、隣のモジュールとの接続ですが、S29の端数レールを使用して接続するも寸法が合わなくなります。 しかし、セットで使用するモジュールですし、接続するモジュールもフレキシブルレールを使用する予定なので、任意の寸法のレールを使用して対応することにします。 下左の写真。

 複線は一直線に配置するとして、ローカル線はモジュールの端部では、規定の位置まで戻る必要が有ります。 その間をまたフレキシブルレールを使ってS字カーブとするように、ストック品の箱から対応可能な線路を探し出し、真中の直線部で結合することにしました。 右上と左下の写真。

 こうして出来た空間を、これまた再利用してトンネル部分を作ることにします。 トンネル部分は、モジュールの連結部を跨ぐことになりますので、上に載せる形にする予定です。

 ストラクチャの配置や細かい造形は後からゆっくりと検討することにして、モジュールの線路配置を優先して工作することにします。