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物置部屋のレイアウト 地面作りを進める

■ はじめに

 物置部屋のレイアウトについて、ヤードのポイントをKATO製ポイントに交換する作業が終了したので、レイアウト作りの作業を再開した。 まず、地面作りに手を入れることにした。

 

■ 雪景色を作る

 このレイアウトの左奥のコーナーは、雪景色に仕上げることにしているので、最初にこの作業から始めた。 このコーナーはヤードがその面積の大部分を占有しているので、残りの隙間に建物をなんとか配置することが出来た。 北側の明るい窓に近接しているので、白い風景が映えると考えたのだ。

 建物は、解体したミニレイアウトで使用していた雪化粧の建物をそのまま流用しているので、それらしく配置したのであるが、建物の内容と配置はアンマッチなのだ。

 どうしてこの様な店がここにあるの? との突っ込みは無視することにしよう。 とにかく手持ちの建物を並べただけなのだ。

 風景が寂しかったので鉄塔や杉の木を持ってきて変化を付けてみた。 ガード下は畑にしたが、段ボールの波が大きすぎたようだ。 雪を被った茶畑だと言うことににしておこうかと思っている。

 線路にも雪を積もらせてみた。 軽い紙粘土を水でトロトロにして刷毛で塗布し、その上に白チョークの粉を振りかけたが、最近、KATO から雪景色用の材料が発売されているので、これを使って仕上げることにしよう。 建物の位置などはまだ仮置きの状態であり、照明作業もまだである。 クリスマスまでには仕上げる予定だ。

 

■ 町の基本地形

 このレイアウトの中心となっている駅のある都会ゾーンは、線路配置が3段構成になっている。 そこで、地面としても、段差のある丘を設けて構成することにした。 プラタモリのファンとしては断層による崖と坂のある町をイメージしている。

 町の左半分はビル街とし、丘の上にビルを並べた。 丘はベニヤ板に並べ、照明を組み込むために取外しが可能なように並べた。 丘の端にある崖の部分は高架駅のホームで隠れてしまうので手抜きしている。 ただ、両端には丘に登るための坂を作った。 また、崖に当たる部分には、登山鉄道の線路を配置している。

 街の右半分は、郊外に続く街並みとして配置し、崖の上のレストランや、丘の上に陣取ったさつきとメイの家を配置させた。 そしてその下はトンネルとしている。 さつきとメイの家としてはアンマッチであるが、適切な設置場所が無かったので許していただこう。 そして、登山鉄道のある山岳地へと続けるようにした。

 

■山岳ゾーンの崖

 高くなってしまった山岳ゾーンを支える山麓部分は、登坂路線で隠れてしまうとは言っても、それなりに工作しておく必要がある。 問題は正面側の崖の部分であった。 平凡な崖にするのもおもしろくなかったので、これもプラタモリで勉強した、柱状節理の崖を作ることにした。 

 

■ 線路を元に戻す

 地面の大枠が出来たたので、3段構成の線路を再び取り付けた。 そして、建物類を予定の位置にセットしてみた。

 ターフや樹木を取り付けるとまた雰囲気が変わってくるが、取りあえずこの配置で進める事にしよう。

 山岳ゾーンの崖の部分も少しは様になる様子である。

 気になっていたさつきとメイの家も表舞台に出てきた状態であり、周りの作り込みに期待することにしよう。

 次の工作はブリッジの前後のゾーンに手を入れることにする。