HOME >> 鉄道模型レイアウト > 物置部屋のレイアウト 市街地を広げよう

物置部屋のレイアウト  市街地を広げよう

■ はじめに

 物置部屋レイアウトの工作も第二の山場に差し掛かっている。 現在は、地面工作の作り込みと建物類の照明工作に取り掛かっているが、その作業に熱中しているので、報告が遅れてしまった。 作業内容を忘れないうちに記録に残しておこう。 今回は市街ゾーンの造作について報告する。

 

■ ターンテーブルのある機関区と市街地の境

 市街地区は、三層構造にしているので高低差が大きくなっている。 駅構内は高架構造であるが、機関区とは同一高さにしている。 このため、高架下の市街地にと機関区にとは大きな段差が生じている。 この部分の処理のために、下記の写真のように折れ曲がった坂道を設けて、市街地と機関区を結びつけるようにした。、

 何とか坂道は仕上がって来たのであるが、手が止まってしまった。 ビル街のある市街地から急に機関区に移り、市街地が狭く感じられたのである。

           *************************************************************************************

  一度気になったら、先に進めなくなってしまった。 坂道を優先させるか、街並みを優先させるか・・・・・・・・・・・・・・?

  市街地の奥のビル街との連携も気になるし・・・・・・・・・・・・・・?

  三層構造のレイアウトは失敗だったのだろうか・・・・・・・・・?

           *************************************************************************************  

 そこで、一番下のビル街と奥のビル街を連絡する坂道のあるサブプレートを作り、その坂道に小型のビル店舗を並べることにした。 工作途中の状態を下に示す。

 もともとはレイアウト右半分の山麓ゾーンで使用を予定していたストラクチャー類をここに持ってきた。 光る看板など工夫したストラクチャー類をここに持ってきた。 坂道を登ると奥のビル街に通じるのである。 せっかく工作した坂道をそっくり恐し、機関区との間は石垣とすることにした。

 店舗ビルは、坂道に合わせて段々状態に設置した。 路面はポリプロピレン製で、厚さ 0.75mm のPPクラフトシート 〔アクリルサンデー(株) PS-9 シルバー〕を使って滑らかな坂道を構成している。

 ストラクチャーの照明をそのまま生かすために、サブプレートの裏側にまとめて配線している。

 ほぼ完成した状態を下に示す。 しかし、ここでもまたまた気になる事が発生した。 それは機関区に通じる道が無くなってしまった事である。 

 限られた空間で風景を作るジオラマでは、端部や壁の部分で道路などが切取られることは当然であるが、最初から外部に通じる道が無いといる事はその空間が陸の孤島となってしまい、あり得ない風景となってしまうのである。 とは言ってもそれ程こだわる事ではないのであるが・・・・・・・・・・。

 そうだ! ここに坂道を作って下の段との連絡道路を作ればよいことに気が付いた。 そして、早速工作を追加した。

 坂道のあるサブプレートを設置して、さらに高架駅プレートを乗せてみた。

 しかし、どうも様子がおかしい?  ありゃー! 坂道が行止まりである! 高架駅プレートの桁が行く手を塞いでいるのだ!

 なんとしたことか! このボケナス! モウロク ジジイ!  何を考えているのだ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

           *************************************************************************************  

 気を取り直して、ベースの一部を切取り、もっと深く潜り込むように坂道を再加工した。

 高架下は、なんとか 20mm を確保した。 道路交通法では、車両の高さ制限は 4.1m 以下となっているが、Nゲージにすると、27.3mm の高さが必要である。 高さが足りないのであるが、高さ制限 3.3m の標識でも立ってて良しとしておこうかな・・・・・・・・・。

 タンクローリーは上がつかえそうであり、道路幅も狭いので大型車両は通行禁止にしておこう!

 市街ゾーンのストラクチャーを並べた様子を見た。

 新しい建物を幾つか追加しているが、それらしい街並みが出来つつある。

 次回は、駅前の高いビルと奥のマンションについて説明しよう。