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物置部屋のレイアウト  都市ゾーンの造作

■ はじめに

 以前から進めていたレイアウト中心部の造作も、ほぼ目途が付いて来たので、まとめて報告する。 最初に中心部の左半分に位置する都市ゾーンについて報告しよう。

 

■ 都市ゾーンのベース

 都市ゾーンは、金属製棚の脚をまたいで、二つのベースの上に構成している。 棚の大きさと部屋の寸法に合わないために、脚の位置が邪魔しているのである。 下の写真。 木材を組み合わせて枠組みを作りベースを載せる台にしている。

 この枠組みの上に二つのベースを乗せている。 下の写真。 棚の脚の左側が都市ベース1、右側を都市ベース2としよう。

 このベースの上にビルなどのストラクチャを取付けるのであるが、建物の照明配線などの細工をするため、小分けしたサブプレートを作っている。 そして、高架線路が走るために、奥行き方向に高さを持たせて街並みを構成している。 このため、かなりの高さまで地面を上げる必要があった。 当初の高さでは地面が高架によって隠れてしまうので、およそ2倍の高さまで修正している。 このため、かなりの部分を作り直した。

 ビル街のサブプレートを乗せてみた状態を上に示す。 なお掲載している写真は、撮影し忘れたために後から撮影したものなどが混在しているので、ご容赦下さい。

 そして、背景部には鏡を置いて奥行きがあるようにしています。 でも撮影者まで丸見えですね。

■ ビル街のサブプレート

 まず、左のビル街を構成するサブプレートです。 ターフなどを巻いてかなり仕上がってきています。

 何しろベニヤ板やストラクチャ類は解体したレイアウトで使用していたものを再利用しているため、つぎはぎだらけですが、それを如何に組み合わせて誤魔化すかは、上手になりました。 ここではすべて再利用品です。

 プレートの裏側を見ると、つぎはぎだらけなのがバレバレですね。 建物の照明用配線は一ヶ所に集めて、ベースの設けたターミナルに接続させます。

 こちらは右のビル街を構成するサブプレートです。

 手前の三角形のプレートは、継ぎ足し用のプレートですが、高架路線の丸い脚が設置時に障害となるため、あえて一体化していません。 手前に有った幾つかのビルは撤去しています。

■ 照明用の配線

 ベースに設けた配線のターミナルです。 各サブプレートからの配線は、途中でピンヘッダとピンソケットで接続しています。 勿論、再利用品があればそれを使用していますが、TOMIX とコスミックの接続方法が合わないなどの問題があったため、一般的なピンヘッダとピンソケットを使うようにしています。 但し接続のポカヨケが無いため、赤黒配線の色を頼りに接続するようにしています。 赤はプラス側、黒はマイナス側と決めています。

■ 更なる小細工

 今回、小さな鏡をひとつ追加しました。 右のビル街の広い道路を行止まりにする事が気になっていたので、手前の高架線下に鏡を設け、誤魔化そうという算段です。 下左の写真。 この時の見え方を右の写真に示す。 前後の鏡で、道がどこまでも伸びているように感じらられたら成功です。 少し曲げているのもミソです。

 次回は、中央部右側の山麓ゾーンについて報告しよう。