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物置部屋のレイアウト  中央ゾーンの整備

■ はじめに

 以前から進めていたレイアウト中心部の造作も、ほぼ目途が付いて来た。 そこで、今回のストラクチャ関係を整備することにした。

 

■ レイアウト中心部の三層構造

 レイアウト中心部は、短い壁によって、左側の都市ゾーンと右側の山麓ゾーンに区切られている。 この壁は、物置部屋を構成していた壁なので撤去できなかったのである。 そして、レイアウトは三層構造の路線が設置されている。 正確には、登山鉄道の路線も設置しているので、プラスαとなる。

 まず、高架と駅のろせんが邪魔なので、線路を乗せていない状態を説明する。 まず、左側の都市ゾーンを下にしめす。

 そして、壁のある部分には、このレイアウトの中心となる駅の駅舎ビルを置いている。 百貨店とビルを共有しているのである。 下左の写真。 そして、右側の山麓ゾーンにと接続している。 下右の写真。

 

■ 高架路線

 まず、レイアウトの上層は、高架路線を形成し、壁を避けて大きなカーブを描いて中央ゾーンを抜けていく路線である。 その様子を下に示す。

 

■ 登山鉄道の街中駅

 次に、狭い空間には、登山鉄道の街中駅を設置している。 本線の駅とは別構成としており、狭い隙間にマッチして駅舎が見つから無かったので、ジオコレの建物コレクション 106-2 駅前商店A2の中の、銀行ATMの建物を借用した。 登山鉄道の駅舎としては不釣り合いであるが、モダンな駅舎として認めてもらおう。

 勿論、ホームや駅舎内には、照明を忘れずに設置している。

 

■ 駅ホームの構成

 このレイアウトで一番苦労した駅のレイアウトである。 なんとか2面4線の直線構成を通しており、屋根付きの島式ホームを設置した。 ホームにはチップ式LED照明も取り付けているが、これらは先回のレイアウトで使用したものを、そのまま流用している。

 まず、左の円形機関庫のある機関区と高架路線の間から侵入して来て、4線の分岐し、右の山岳ゾーンのトンネルの中に消えていく構成となっている。

 駅舎も先のレイアウトからの流用品であるが、裏表が逆向きとなっている。 今回は、堂々と正面を向くよう設置したので、内部の造作に少し手を加えた。 まず側面にあった登山鉄道用の改札口は撤去し、ビルの一角の設けていた銀行の内部には、上記の銀行ATMの建物に使われていたATM部品などを追加している。

 また、ホームの1階部分には駅舎からの通路を形成していることにしているので、ホームには下から上がって来る階段を設けている。 しかし、ホームの端には二つのホームを結ぶ陸橋をのせているのであるが・・・・・・・・・・アンマッチですね。 でも、お蔵入りさせておくのは勿体ないので無理を承知でここに乗せているのである。 右半分は古い時代の風景である・・・・・・・・・との自己満足なのだ。

 

■ 駅前の街並みとローカル路線

 下層には、路面鉄道を兼ねて、ドッグボーン式の路線をあえて設置している。 一番の目的は、小型のSLなどの車両を走らせたかったのである。 このため、脱線の無いようにポイントを用いない単純なドッグボーン式となっている。

 まず左端のカーブ部分から説明しよう。 線路の左側には、ビル街に上る坂の街並みを設けている。 また、手前の線路には駅を作り、その駅前の広場にはバス停を設けている。 さらに奥には、中型の商業ビルを設置した。 これらも先回からの流量品であり、ドラゴンズの看板は点滅機能がまだ生きていた。

 次に、ドッグボーンから出てきた線路は、中央部で往復路線が平行となっている。 単なる路面電車用の線路では面白くなかったので、手前側をバラストを撒いた線路とし、間には低い柵を設けてメリハリをつけている。

 駅ビルを正面に持って来たので、車や人物を配して賑やかな雰囲気に仕上げようと目論んでいる。 また、駅ビルの傍にもバス停を設けているし、ガード下には商店を置いた。 これも復活した流用品である。

 その右には、小さなビルとコンビニを配置し、右上の高台へと続く坂道につながっている。 

 ドッグボーンの右端は、町はずれの雰囲気を出し、山道に続く踏切も設けた。 山麓ゾーンを構成する要素の一つとして、さつきとメイの家の周りには、樹木を植えて賑やかにする予定である。

 まだまだ、手を入れようとしている部分はいっぱいあるが、少しづつ進める事にする。

 また、これらのゾーンには、たっぷりと建物などの照明を設置しているので、その様子を次回にて紹介しよう。