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物置部屋のレイアウト  春のゾーンの仕上げ

■ はじめに

 新ATSシステムの設置作業もなんとか完了したので、その工事の仕上げを実施することにした。 システムの電気工事は完了したものの、レイアウトとしてみると機器や配線が丸見えのの状態なのだ。 そこで、これらを覆い隠してレイアウトとしても違和感のない様に仕上げていくのだ。 最初に実施した秋のゾーンと冬のゾーンに続き、春のゾーンとして、ヤードと里山の風景を仕上げることにした。

 

■ ヤードの仕上げ

 ヤードゾーンを春の景色に仕上げるために、桜の木を調達して設置し、周りには菜の花などの黄色の花を追加した。 桜の木は、KATO の日本のさくらキット 12本入 (24-366) を使用した。

 さらに、背景が寂しかったので、カレンダーの写真を貼り付けて誤魔化している。 春の景色の中をSLが驀進する写真である。

 少しばかりは春らしくなったと自己満足である。

 トンネルの丘も山桜で埋め尽くそうかとも考えたげ、材料が無かったので明るめのターフで修正している。

 

■ 里山ゾーンの仕上げ

 次にブリッジを越えた里山ゾーンでも、春景色に模様替えを実施した。 最初に手掛けたのは、丸出しであったATSの制御機器を隠すことである。 制御回路部分は配線の絶縁と保護を兼ねてパテを塗って於いた。 その上に紙粘土で建物の台座らしく造形した。 下左の写真。 そしてその上に、右の写真の様にプレハブ小屋を被せた。 この小屋は、ジオコレの建コレ070-3 プレハブ事務所3である。 寸法的にぴったりであったし窓も有ったので、中に取り込んだLEDの点灯状態も確認できるのだ。

 内回り線の制御機器も丸出しであるが、上記のプレハブ小屋は奥行きがはみ出すのでプラ板で簡単に工作した。 見た目はコンクリートの固まりで建物の様でもある奇妙な造形となってしまったが、屋根や庇を付ければ良かったのかと思っている。 そのうちに手を加えることにしよう。

 また、ブリッジ先端の制御機器も下左の写真の様に高架下ながら丸見えであった。 そこで、これも右下の写真のように覆いを造形した。

 制御機器の覆いが出来たので、ジオラマの風景を春らしくなるように手を加えた。 黄色やピンクの色を加え、ターフも明るい色を追加した。

 横から眺めた状態を下に示す。

 次は、駅と機関区の工作を報告しよう。