HOME >> 鉄道模型レイアウト > 物置部屋のレイアウト 街路樹を作る

物置部屋のレイアウト   街路樹を作る 

 ここしばらく放置していたレイアウト工作を再開した。 内容は、駅前の街並みをそれらしく仕上げようとするものである。 手始めに街路樹の工作から始めた。

 

■ 駅前の街並み

 物置部屋レイアウトの高架駅の駅前は、それらしき街並みを作っているが、ただ単に地面を作った程度で放置していた。 電車や車を置いているだけだが、やはり物足らないのだ。

 そこで、手始めに街路樹を作ることにした。

 

■ 街路樹の工作

 街路樹の材料は枯れ枝である。 枯らしてしまった皐月盆栽の枝を保管していたのでこれを使う。 皐月の枝は枝分かれが多いのでレイアウト工作には重宝しているが、これが最後の材料なのだ。 まず、枯れ枝を街路樹の大きさになるように切断した。 下左の写真。 これを幹の細いものと太い物に分類した。 下右の写真にて上下に分類している。 その理由は右半分を見れば理解できるでしょう。

 まず、幹の細い木は、下左の写真のようにその下端部を杭の先の様に削り、下右の写真のように地面に開けた穴にグイと差込むようにして設置するのである。

 一方、幹の太い木はそうは行かないので、針金を使って立てるようにしている。 下左の写真のようにφ1.0mm のドリルで穴を開け、φ1.0mm の真鍮棒で差し込んでおいて、下右の写真、地面には同様にφ1.0mm の穴を開けて差し込んで固定するのである。

 

■ 葉の造作

 このゾーンの季節は夏の設定だから、街路樹は青々と繁っているので、モコモコとした葉っぱになるようにフォーリッジを接着する。 接着剤は発泡スチロール用のセメダインをいつも使用している。 粘りがあるのでフォーリッジを容易に接着させることが出来、樹形を見ながら工作が出来るからである。 コム系の接着剤でも良いのだが、コム系は発砲スチロールを溶かしてしまううので昔からこの接着剤を使用している。 発泡スチロールを使用していない今でも・・・・・・・・・。

 フォーリッジは細かくちぎった状態で使用する。 色々な色が混ざっているが、これは解体したジオラマで使用していた物の再利用品だからである。 自然にグラデーション出来るので、何時も使う手なのである。

 

■ 街路樹の植込み

 出来上がった街路樹を植込んだ。 幹の太い木は貫禄があるので目立つ場所に立てた。 さらに、ガードレールも取り付けた。 下左の写真。 また、場所によっては植込みも作って見た。 下右の写真。

 反対側から見た状態を下に示す。

 中央の交差点の部分の風景を下に示す。 さて、この交差点の構成をどうするか悩んでいる。 まず、線路ありきで工作を始めて、その隙間に建物を配置したのであるが、この交差点が特殊なかたちになってしまった。 駅に行くための横断歩道は何処に設けるか?、信号機は何処に設けるか?、ガードレールは・・・・・・・・・・?

 右半分の街外れの部分にも手を加えた。 ここの交差点も悩ましいのである・・・・・・・・。

 

 次の工作は、道路に白線を引くことであるが、交差点の構成をどうするかが問題である。 そして、ガードレールの追加や電柱、信号機の設置などの工作も必要である。