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物置部屋のレイアウト  地面の下地作り

 登山鉄道ユニットの跡地の工作を実施しています。 今回は軽量紙粘土で作った地面にターフを振りかけて地面の下地を作りました。 なお、この作業は昨年の暮れに実施しており、先々回の報告とは順番が逆になってしまいました。 通常は写真撮影を忘れる場合が多いのですが、今回は報告するのを忘れていたのです。 後期高齢者のボケの第2弾です。

 

■ 地面の下地作り

 先回までは、軽い紙粘土で表面を覆って地面を仕上げて行きました。

 まず最初に、崖などの岩がむき出しとなる部分は、アクリル絵具を使って塗って行きました。 山などで何時も見ているつもりなのですが、なかなかイメージが湧きませんので、何度も塗り重ねて試行錯誤です。 何とか岩に様に見えたので良しとしました。

 次に、岩以外の部分は、KATOのアンダーコートグリーン(品番:24-304)を塗って紙粘土の白色を薄い緑色にしておきます。 地道にする部分は、アンダーコートアース(品番:24-305)を使いました。 そして、草地や樹木を植えようとする部分には、水で薄めた木工ボンドを塗っておき、その上にターフを振りかけました。 ターフは、いろいろな種類の残り物があったので混ぜ合わせながら、とにかく地面を覆うことを優先させました。 このため、いろいろな色が混ぜ合わさっていますが、それも自然なので良しとしました。

 ご覧の様に、まだまだ見られた状態ではありません。 特にターフが振りかからない部分が多いのです。 これは斜面の部分で、上から振りかけるターフでは埋めてくれないのです。 今までは、レイアウト台を傾けて実施してきましたが、ここではその手が使えません。

 この他に、小川や道路まわりなどにも手を入れて風景を作っていきました。

 

■ 秘密兵器を使う

 上から振りかけるターフは、斜面の部分に充分に乗っかかってくれないのですが、下に示す道具を使ってこの問題を解決する方法を見つけました。 KATOの新しいターフは、少しふわふわした素材を使っており、冬景色造作時に使った素材と同じようでしたので、この手法を使ってみることにしました。

 ボトルの中の素材を入れ替えて使ってみると、見事に成功でした。 

 その理由は、ボトルの出口にあります。 単に、この穴から振りかけるのでは無くて、ボトルの腹を押さえて空気と共に素材を生きよい良く噴出させるのです。 すると、斜面の部分と言えども、生きよい良く噴出した素材をキャッチしてくれるので、充分に振りかけることが出来ました。

 なお、今日 Joshin にて鉄道模型コーナーを見ていると、このボトルがセットになっている商品を見つけました。 "ボトルがセットになっているスタートセット”の はじめての草原 です。 田舎の店では商品の種類が少ないため、最近は殆んどの商品をネットで注文して入手しているので、新しいの商品情報に疎い事がバレバレです。

 商品の説明サイトを見ると、ボトルの中でよく振って静電気を起こし、草をふわーと立ち上がらせるのが本来の目的の様ですが、斜面散布にも効果が有りますね。

 こうして、斜面の部分にもターフを撒くことが出来ましたが、トトロの丘はまだ未実施です。 この部分の仕上がり状態は、先行して報告した「トトロの森とサツキとメイの家

(2022/1/3)をご覧ください。 斜面の部分にも充分に覆っている事が分かります。