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RTM東海 レイアウトの解体 

■ レイアウトの解体

  

 このレイアウトは、上面には3層構造の周回路が設置されています。 そして、下の段には地下ヤードを設けています。 その全体構造を横から見たのが右の写真です。 設置している場所は2階の階段室の片隅です。 主婦用の家事室と思って作って置いた部屋でしたが、いつの間にか占領していました。 しかし、長編成の列車を走らせるには、少し物足りなりレイアウトでした。

 そこで、隣の物置部屋に目をつけ、そこまで拡張する事にして、昨年の夏頃からトミックスのレイアウターで色々考えて来ました。 およそ2倍の広さになるのですが、問題は物置部屋の荷物類です。 このため、11月に入ってから、今までため込んできた古いマックやWindowsのパソコン類、ハード、ソフト、説明書などもどんどん捨てることにしました。 一時期熱中した写真や、工学関係の雑誌類、技術書など、また若い頃使用した山の道具なども整理の対象にしました。

 でも昭和生まれの人間には、「モッタイナイ」気質が抜け切れず、2本のスチール棚や本箱(本当は食器棚)は処分出来ず、再利用する羽目になってしまいました。 このため、レイアウトの構成も制約され、変更につぐ変更で、改造作業は今年の正月が明けてからでした。

 下の写真は整理した物置部屋です。 扉は取り外して棚の背中に押し込んでしまいました。 そして、新しいレイアウトを作るためには、今までのレイアウトが邪魔になるため、解体することにしました。 

 

■解体作業の開始

 いよいよ解体作業を始めました。 高架ループやビル街を取り外した状態です。 部屋を仕切っていた扉は取り外せますが、さすがに飛び出た壁までは撤去出来ませんでした。 これが邪魔なんですが・・・・・・・・。

 登山電車の丘はユニットごと再利用する事にしています。 ビル街や登山鉄道などの構造物を取り去った後には、地下のヤードに降りる旋回路の穴がぽっかりと開いていますが、廃材の捨て場と化しています。 でも部品単位では、丁寧に処理し、使えそうなものはストック品として保管し、排出するごみを少しでも減らすようにしています。

 フレキシブルレールはバラストの付着も少なく、再利用出来そうです。 曲がりを修正して枕木をチェックし、不良部分は切り捨てました。 発泡スチロールの切れ端は再利用が無理でしたので廃却する事にしました。 作る時に、解体時の作業まで考えていないので、結構面倒ですね。 でも、解体作業もまた楽しいです。 

 地下のヤードも撤去すると、昔のレイアウト台が出てきまし。 解体作業もやっと終わりになりましたが、ゴミ袋として出したのは2袋だけでした。 木材やストラクチャ類は分別して箱にそれぞれ保管しております。

 この後、新しいレイアウトの作成を開始しております。 まず台枠作りから木工作業を始めました。 その様子は、別途報告致します。