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鉄道模型レイアウト 新登山鉄道 レイアウト台を作る 

 

 今回の登山鉄道ユニットの改造では、物置部屋のレイアウトとは独立し、単独で楽しめる様にするもともひとつの目的である。 そこで、単独のレイアウトとして成り立つように新しくレイアウト台を作ることにした。

 

■ 駅ベースの再構成

 最初に、登山口駅の構成を修正した。 ベースとなるベニヤ板を新設しその上に線路、ホーム、駅舎を新しく配置する。 さらに手製のレールエンドも再利用してきっちりとレール端で停車させる仕組みを受け継ぐことにした。 ポイントを過ぎてホームに入線するまでのカーブの角度は、レールを変更して半分にしている。 ポイントは切替作動の信頼性を確保するためKATO製のポイントを再利用している。 二つのポイントの間は、線路への給電と通過センサの設置は、そのまま再利用している。

 信号機も再利用するつもりで工作を進めたが、独自に作動内容であったため、工作を進める内に計画変更した。 新しく信号機を工作することにしたのである。 このため、従来の信号機は工作途中から姿を消しています・・・・・・・・。 必要な電線類は裏側にまとめて取り出すようにしている。

 

■ 頂上駅の工作

 頂上駅についても、部品は再利用するもベースは新設した。 こち等のユニットは、制御部から離れているので通信線とはコネクター接続出来るように工作している。

 

■ レイアウト台の工作

 収納事情を考慮し、なるべくコンパクトになるようにベース台の大きさを決めた。 縦方向(前後方向)は切りの良い 600mm としたが、横方向は決めかねた。 単なる登山路線の上り下りだけなら、このユニットのままでよいのだが、今までの様に麓の街との連絡路線を設けて、登山口駅でのスイッチバック運転を楽しみたいと、未だにこだわっているのである。

 そのためには、横に長くする方法が良いが、収納を考えると躊躇してしまうのだ。 そこで、思い切って2分割にすることにした。 単独でも運転できるが、右側に別のユニットを連結すると運転パターンを拡大することができるようにと目論んだのである。

 上の左の写真が今回の登山鉄道ユニットである。 奥行きは 600mm で、横方向は 720mm である。 横方向を中途半端なすうじであるがその理由は、丁度この長さのベニヤ板をストックしていたのでその寸法としたのだ。 単純な理由です。 そして、このユニットの右側にもう一つユニットを連結すれば、運転パターンを拡大することができるのだ。

 そのレイアウトをどうするかもいろいろなアイディアを検討したが、上右の写真のような構成にする予定である。 奥側をグルーと回って坂を下りて来て、手前の駅に到着するように配置する。 この時、またまた欲を出してホームを2線設けることにした。 駅への入場時の転轍機は勿論KATO製を使用するが、ホームの突端は手製の激突防止装置を再利用する。 写真の手前に或るのがその再利用ユニットです。 このためには、途中でTOMIX 製の線路に変更する必要がある。

 この二つのホームを使用して走行させる電車を交代させることが出来るが、こちらの線路にはもう一つの転轍機を設けようとしている。 そして、その先は行止まり? いいえ、将来はさらに右にユニットを連結すれば・・・・・・・・・! という妄想を描いているのである。 モジュールレイアウトとも連結出来るかな?

 レイアウト台は、40×15mm の角材を使って枠を構成している。 本来なら補強材が必要な大きさであるが、上に乗せるユニットがもう既に十分な剛性を有していたので、補強の必要はなかった。

 ユニットを乗せた状態を下に示す。 側面の壁板を取付けるためのステーを使って、レイアウトとの固定も実施している。 

 正面と側面から見た状態を下に示す。

 トンネル部分の状態は手抜き工事状態であるが、壁板を貼って隠してしまいます。 下左の写真の手前にあるのがその壁板です。 トンネル内で脱線した場合や線路のメンテナンスのために、窓を開けいます。

 また、線路の勾配に合わせてスタイロホームを積み重ねていますが、その苦労がにじみ出ています。 スタイロホーム固定は両面テープと紙粘土を使用しています。

 トンネルボーダー部分もゴテゴテの状態ですが、まずは粗削りの地面作りです。