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鉄道模型レイアウト 新登山鉄道 樹木の植込み 

 新しく登山鉄道のレイアウトとを作っている。 地面作りを再開し、草原と灌木の造作を実施したので、今回はレイアウトをより立体的にする樹木の植込みを実施した。

 

■ 樹木の再利用

 使用した樹木は、解体したレイアウトで使用していた物を再利用している。 しかし、長らくレイアウトに設置されていたので、木々の上には埃がたまり、白くくすんだ状態であった。 下左の写真で示すが、写真ではよく分からない。 撮影テクニックが幼稚なのだろうか。 現物は、雪のようでも無いし、霜が降りているようでも無いし、兎に角も埃に汚れた状態であった。 筆で払っても綺麗に取れないのである。 スポンジの奥に入り込んでしまっているようであった。

 そこで、水で洗ってみることにした。 下右の写真のように、水をためた箱の中で、しゃぶしゃぶ料理のように、何度かが振り回し、最後に水気を飛ばすように振って紙製の箱の中に広げて乾かすことにした。 貼り付けていたフォーリッジはパラパラと取れるものもあったが、後から補充するすることにした。

 作業後、一日置いて乾いた状態にて、未作業品と比べた物を下に示す。 しゃぶしゃぶ料理のように、水の中で “しゃぶしゃぶ” としただけなのですが、効果ははっきりと出ました。 新作時と同じ様に綺麗な樹木に再生されたのだ。

 作業が完了した樹木を上右の写真に示す。 写真に示すように、樹木の根本には、φ1.0 〜 1.5mm の真鍮棒が突き刺してあります。 この真鍮棒を使ってレイアウトのスタイロンフォームや軽い紙粘土で工作した地面に突き刺して設置するのです。 従って、埃で汚れてきたら、これを抜き取って今回と同じような作業を行えば綺麗に再生させることが出来る事を今回確認出来ました。

 真鍮棒の無い物は、もとからあった突起が解体時に取れてしまったので、真鍮棒を使って同様な工作を施す予定です。

 

■ レイアウトへの設置

 この再生された樹木をレイアウト上に配置しました。 今度のレイアウトは背景としての板を取付けないので、奥の方に高い樹木を設置出来ません。 このため、気にいっている檜か杉のような高い樹木を中央部の教会の周りに植込み、森(?)の中の教会のような雰囲気にしました。

 また、レイアウト台の周囲も、アサヒペンの木目調装飾シートのリアラを貼り付けて荒を隠しています。 草原の一部は、白や赤の花が咲いている花畑を想定して彩りを加えました。

 アーチ橋の周りも、ゴテゴテしないようにするため、樹木の設置は控えています。

 樹木を加えることで、レイアウトが少し華やかになった気がします。 次回は、山小屋や登山口駅の周りの様子を紹介しましょう。