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棚の中のレイアウト(7) 旅客列車を走らせる

 棚の中のレイアウトとして、Nゲージ車両を気楽に走らせることが出来る固定レイアウトを構築しています。線路やストラクチャの配置が固まり電気系統の配線を実施したのでテスト走行を実施しました。

 

■ 旅客列車を走らせる

 4両の客車を機関車で牽引させてテスト走行を実施しました。43系客車をC11-174号機(品番:2021)で、24系寝台車をEF65-1103号機(品番:3061-1)で牽引させました。

 まずは問題なく走行出来、シメシメですが、ホームに停車させた列車を見て、何か違和感がありました。上右の写真。列車とホームの間がやけに広いのです。上から拡大して見た写真を下左に示します。

 原因はすぐにわかりました。ホーム部分の線路にワイドレールを使用したためです。島式ホームとワイドレールの組み合わせでは、レール間の距離が 73mm になりますが、標準では 55.5 mm なのです。ホーム側だけでも通常レールの幅にしなければならないのです。でも、どうやってこの距離を縮めるなか?

 駅の右側では何とかなるのですが、左側が難題です。 左側の線路をジーと眺めていたひらめきました!

      ポイントの直進側を切ってしまえ!

 以前も同じような工作を実施したことを思い出し、裏側の形状を見ながら 30mm 切り詰めることにしました。下左の写真。

 結果は大成功でした。30°勾配での30mm 切り詰めですから、間隔が 15mm 短くなったことになります。73 - 15 = 58 mm ですが、合格ということにします。線路を組直した状態を上右に示します。

 

■ 列車の走行状態

 やっと本格的に走行させることが出来るようになりました。室内灯を点灯させ、順調に走行していました。

 棚の中の照明をOKです。

 速度計もしっかりと機能していました。駅のホームも無事通過です。

 この走行状態を動画紹介しましょう。

 ふたつの列車は、すれ違い走行だったり、平行走行だったりするように、走行シーンがいろいろ変化して、しばらく眺めていても飽きが来ませんね。まずは合格ということにしましょう。

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  次回からは、やり残しているいろいろな工作を少しずつ実施していくことにします。