実車プロフィール
EF65形電気機関車は、EF60形に続く平坦線区向け国鉄直流電気機関車の標準形式として、1965(S40)年に登場し、昭和43年度第5次で105 - 120号機が製造された。 東海道・山陽本線貨物・荷物列車増発用、山陽本線瀬野 - 八本松間補機増強や東北・信越方面の貨物列車増発用である。全車が稲沢第二機関区に配置された。
模型プロフィール
ショーティー化改造を実施する。
メーカー : 改造
車両番号 : EF65 105
改造日 : 2010年11月
●KATO製 EH10 (品番:305) を改造する。
(2010年11月 中古品入手 )
●ボディ: Bトレボディをニコイチにして作製
●動力部: EH10 の後車のシャシーを使用。 モータはKATOチビ凸用動力ユニットのモータを使用。
工作内容については ⇒ 12m級のELをつくる
を参照してください。
●台車: EH10のカプラー側の台車を使用。 残念ながらゴム動輪無し。 トラクションタイヤ付きの車輪を探すも、直径が8.5mmの車輪は、特殊なサイズで、見つける事が出来なかった。
●カプラー: カトーNに取り換え。
●1エンド側のみ前照灯点灯。
● ミニレイアウト走行可能
動力特性
速度特性:
動力車の速度特性として、速度・電圧特性と電流・電圧特性を右に示す。 モータはチビ凸用のコンパクトなモータを使用し、前照灯は点灯して測定する。
スケール速度80Km/h は、電圧でみると、6.0volt 近辺でかなり高い領域であり、同じ構成のEF58 116号機とは、かなり異なっている。 モータの取りつけに無理があったかも知れない。
牽引力特性:
動力車の牽引力特性として、電圧 4.0 volt での牽引力・車速特性と牽引力・電圧特性を右に示す。 前照灯を装着した状態で測定した。
チビ凸用のモータであるため、負荷に対する速度低下は大きい。 そして、台車に掛る荷重は充分にあるものの、トラクションタイヤを履いていないため、粘着限界は、約10グラム程度で、牽引力はいまいちである。 しかし、コンパクトなモータとはバランスが取れており、 よしとすべきであろう。
牽引力に関しては、同じ構成のEF58 116号機とほぼ同じである。